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マイクロソフト、アーケード移植タイトルの店頭大会 |
会場:ビックカメラ新宿西口店(東京)
ビックカメラなんば店(大阪)
マイクロソフト株式会社は、アーケード版からの移植となるXbox用「式神の城 II」と「GUILTY GEAR XX #RELOAD」の店頭大会を、ビックカメラ新宿西口店(東京)とビックカメラなんば店(大阪)の2店で同時に開催した。
当日の東京はあいにくの雨天となったが、両会場の参加人数は延べ100人を超え、悪天候をものともしない熱い戦いが繰り広げられた。
使用キャラクタが限定されていたこともあり、いつもと勝手が違う様子の参加者も見受けられた。そんな中で高得点をたたき出したプレーヤーは、ノーマルショットを使わず式神だけで撃破してアイテムを全て拾い、かつ極端に前進してテンションボーナスを狙うという戦法が多かった。
勝敗を分けたのはボス戦での戦法。多くのプレーヤーが式神での攻撃によって撃破することで得点を稼いだが、これでは2億点に達することも難しい模様。東京大会で優勝した「さとなか」さんは、ボムを使用して敵にほぼ接触する状態でダメージを与えつつ、式神によって撃破するという戦法で、395,633,940点と4億近い点数を出していた。
プレイは1回限りということで、このスコアでも「さとなか」さんとしては納得のプレイではなかったようだが、「式神の城 II」を持っている人はこのスコアを目指してプレイしてみて欲しい。
東京大会での使用キャラクタはJOHNNYがやや多かったが、その他はかなりばらけているようだった。Xbox版の発売からはまだ1カ月も経過していないが、アーケード版の稼動からは既にかなりの時間が経過しており、戦いもハイレベルなものとなった。
東京大会での激戦を制したのは、MAYを使う「霊的ネコJAN」さん。2位はPOTEMKINで戦った「たかの」さんとなった。そして引き続き、東京と大阪の上位2名で争うリーグ戦が、Xbox Liveの通信対戦機能を用いて行なわれた。イヤホンマイクを使用して会話をしながらの対戦など、Xbox Liveでしか体験できない戦いに、プレーヤーだけでなく観客も大いに盛り上がった。
このリーグ戦では、東京大会で2位となった「たかの」さんが要所できっちり投げ技を決め、先程敗れた「霊的ネコJAN」さんにリベンジ。その勢いで大阪の2名にも連勝し、Xbox Liveでの東西戦に勝利した。
「GUILTY GEAR XX #RELOAD」の大会開催中に、突然「キャラクタ変更はOK」と知らされるなど、キャラクタの相性が勝負を大きく左右するアーケードゲームでは首をかしげてしまうような内容もあったが、第2回も実施するそうなので、次回は運営面での改善も期待したい。なお第2回の開催日程、および内容の詳細はまだ未定。アーケードゲームファンのXboxユーザーは、「Xbox Arcade」として発売されるタイトルに今後も注目していて欲しい。
(2004年5月24日)
[Reported by 石田賀津男]
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