ゲームの歴史や仕組みがわかる展覧会 「テレビゲームとデジタル科学展」が国立科学博物館で開催
7月17日より 開催
入場料:一般・大学生 1,300円(前売、団体は1,100円)
小、中、高校生 600円(前売、団体は400円)
国立科学博物館と株式会社東京放送(TBS)、株式会社読売広告社は、「テレビゲームとデジタル科学展」を7月17日から10月11日までの間、東京・上野公園の国立科学博物館で開催する。入場料は一般・大学生が1,300円(前売、団体は1,100円)、小、中、高校生が600円(前売、団体は400円)。
「テレビゲームとデジタル科学展」は、テレビゲームの誕生の歴史や、ゲーム機の仕組み、どのようにしてゲームが作られるかなどを、さまざまな展示物を交えながら紹介する展覧会。「ゲーム機はコンピュータである」という観点から、ゲームだけでなく、'30年代から始まるコンピュータの歴史も合わせて振り返る。
ゲーム機をハード、ソフトの両面から解剖するということで、ソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション 2の内部構造の解説や、ソフトの制作プロセスなどを紹介するコーナーを用意。ゲーム機が高度なコンピュータであることを実感として理解できるという。
今後のゲームがどのように進化するかを考えるコーナーでは、ユビキタス・コンピューティングの技術を応用した「ユビキタス・ゲーミング」を、バンダイの「デジタルモンスター」が会場をナビゲートするという形で紹介。また大勢の参加者がワイヤレスリフレクターという端末を持って同時にピンポンをする「シネマトリックス」など、先進的な技術を取り入れたゲームを体験できる。
このほか、PS2の「サルアイトーイ(仮)」などのEyeToyシリーズ作品や、NTT東日本が運営するブロードバンドコンテンツ「DisneyBB on フレッツ」の新作、「トゥーンタウン・オンライン」などの紹介なども行なわれる予定。
会場の展示物には、日本初上陸となる世界初のプログラム内蔵電子計算機「ENIAC」の一部や、アーケードゲームの原点ともいえる「コンピュータ・スペース」と「PONG」など、滅多に見られないものも多数用意される。テレビゲームの現在、過去、未来が一挙に味わえるイベントだけに、世代を問わず楽しめる内容となっている。
□国立科学博物館のホームページ
http://www.kahaku.go.jp/
(2004年5月24日)
[Reported by 石田賀津男]
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