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シニアコミュニケーション、50歳以上のシニアに調査を実施
「自分からゲームを楽しみたい」回答が2割超

5月18日 発表

 シニアマーケットを専門にコンサルティングを行なっている株式会社シニアコミュニケーションは、50歳以上の男女788人を対象に、「テレビゲームやパソコンを使ってのゲーム」に関する調査を行なった。

 この調査結果によると、「孫がゲームをすること」については、「賛成である」、「賛成ではないが仕方ないと思う」と容認する回答が86.9%となり、大多数のシニアが、子供がゲームで遊ぶことに否定的な考えを持っていないことがわかった。また子供がゲームをすることのメリットとしては、約半数が「先進的な技術や機械に対する苦手意識がなくなる」と回答している反面、7割超が「家にばかりいて運動しなくなる」ことをデメリットに挙げており、「ゲームよりも、元気に身体を動かして遊んで欲しい」という意識が強いことも明らかになった。

 「今後、パソコンゲームやテレビゲームをしてみたいか」という回答者本人に向けられた質問には、「自分自身が積極的にしてみたい(している)」という回答が男性で18%、女性で26.5%となった。「孫や子供と一緒にしてみたい」という答えは男女とも15%弱に留まっており、家族とのコミュニケーションのためではなく、自分のために遊びたいというシニアのほうが多いという結果になっている。

 さらに「ゲームをしてみたい」と回答した人に「どんなジャンルのゲームを遊びたいか」と聞いたところ、パズルゲームが男性で46.2%、女性で65.7%と男女ともに1位。次いでRPGやシミュレーションなど、じっくりと取り組めるゲームに人気が集まった。しかし男性では、スポーツやレースといったスピードを要求されるゲームを遊びたいという人も多く、好みも意外に幅広いことがわかる。

 また、2003年度の販売台数トップ20タイトルを挙げ、知っているタイトルをたずねたところ、1位の「ファイナルファンタジー X-2」は約40%のシニアが認知していた。ほかにも「ポケットモンスター ルビー・サファイア」や、「ドラゴンボールZ」など、20%から30%程度の認知度のあるタイトルも数本見られ、シニア層にもゲームが徐々に浸透してきていることが伺える結果となった。

□シニアコミュニケーションのホームページ
http://www.senior-com.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.senior-com.co.jp/pressroom/release055.html

(2004年5月20日)

[Reported by 石田賀津男]

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