福岡県警ハイテク犯罪対策プロジェクト ゲーム画像を無断使用したホームページを初めて摘発
5月18日 発表
福岡県警ハイテク犯罪対策プロジェクトと久留米警察署は5月18日、ゲーム画面をメーカーに無許可で自身のホームページに使用したとして東京都墨田区の会社員男性の勤務先を家宅捜索し、公衆送信権侵害で逮捕した。
この男性は自身のホームページ「gameonline」において、ゲームメーカーに掲載されていたスクリーンショットや、ゲームソフトからスキャンした画像約2万枚をメーカーに無許諾で掲載し、誰もがダウンロードできるようにしたというもの。4月に男性の自宅を家宅捜索し証拠品40品目202点を押収している。
著作物を利用する場合、著作権者の許諾が必要だが、今回の場合、一部メーカーの許諾は取っていたが、無許諾の画像も多数含まれていた。またこの件に関して同男性は「違法性を認識していた」と供述しているという。
これまでゲームソフトそのものをネットワークで配布するなどの容疑で摘発が行なわれたことはあるが、画像データの流用について摘発が行なわれたことは初めてのケースとなる。
□福岡県警のホームページ
http://www.police.pref.fukuoka.jp/
□ACCSのホームページ
http://www.accsjp.or.jp/
(2004年5月18日)
[Reported by 船津稔]
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