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サミー、敵視点のプレイモードも搭載したアクション |
価格:7,140円
PS2「ヴァンパイアパニック」は、19世紀初頭の田舎町「インゼル」が舞台。封印されていたヴァンパイアが復活したことをうけ、世界中の怪奇現象を調査・解決する特殊機関「ISLA」から、ふたりの先発隊が送り込まれた。彼らはヴァンパイアと激闘を繰り広げ、傷を負わせるものの敗退。その後、先発隊に呼び出されていた剣士ラスティと、女格闘家マリーのふたりが街に到着する。住人の血を吸って力を取り戻そうとするヴァンパイアから町の住人を守り、ヴァンパイアを再度封印するため戦う。
ヴァンパイアは住人の血を吸うことで力をつけるだけでなく、血を吸った住人を「獣人」にしてしまう。「獣人」はプレーヤーに襲い掛かってくるので、ヴァンパイアに襲われないよう住人を逃がさなくてはならない。身の危険を冒してでも住人を助けるか、ある程度は見捨ててしまうのかによって、ストーリー展開も変化していく。
また本作の裏要素ともいえるのが、特定の条件をクリアすることでプレイ可能になる「ヴァンパイアサイド」。その名の通り、敵であったヴァンパイアを操作し、ラスティやマリーを倒すことが目的のゲームモードとなる。住人を魅了して動きを止め、血を吸って力を取り戻していく。
ユニークなのは、住人によって血の味わいが違い、取り戻せる力の度合いも異なる点。さらに住人の血を吸うことで、若さや純粋さをあらわす「純潔値」が判明する。これにより、通常モードである「ISLAサイド」では見えなかった住人の本性が暴かれ、双方のゲームモードの相乗効果でストーリーがさらに盛り上がっていく。
なお、本作の初回限定版パッケージには、同社が2004年に発売予定のプレイステーション 2用アクションアドベンチャー「ベルセルク(仮題)」の体験版も同梱される予定。
【登場キャラクタ】 | |||
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左から、女格闘家マリー、剣士ラスティ、銃使いアベイ、その敵となるヴァンパイア。このほかにも、個性的な住人が多数登場する |
□サミーのホームページ
http://www.sammy.co.jp/
□アルファ・システムのホームページ
http://www.alfasystem.net/
□「ヴァンパイアパニック」のページ
http://www.sammy.co.jp/vampirepanic/
(2004年4月28日)
[Reported by 石田賀津男]
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