|
タイトー、往年のアーケードゲームの名作が帰ってきた! |
価格:6,090円
株式会社タイトーは、プレイステーション 2用シューティングゲーム「彩京シューティングコレクションVol.1 STRIKERS 1945 I&II」の発売を7月に予定している。価格は6,090円。
彩京のシューティングゲームは、独自の世界観とシステムで発売当時から現在まで多くのシューティングファンから支持されている。同社は彩京シューティングコレクションとして第3弾までの発売を予定しているという。本作はその第1弾目の作品。
'95年にアーケード版として発表された「STRIKERS 1945」は、第2次世界大戦を舞台にした超硬派シューティングゲームとして高名である。使用できる機体が実在する戦闘機ということは、近年ではあたりまえであるが当時としては画期的で話題となったタイトル。
システム面でも当時としては斬新的なものばかりであったといえる。パワーアップすることでショットが強化されるほか、自機の近くに護衛機が登場し、護衛機による多彩なフォーメーション攻撃を行なうことができるといったユニークなものであった。
2年後の'97に発売された「STRIKERS 1945 II」は前作のシステムを踏まえつつ、選べる機体が6機から10機と増えた。また、ショットの溜め撃ちや、敵弾を消し去りつつ大ダメージを与えることができる援護機といった新しいシステムが導入され、前作と同様に話題を集めた。
PS2で発売するにあたり、家庭用モニターに合わせてワイド画面など3種類の画面タイプを用意したほか、ショットはボタンを押しっぱなしで連射攻撃となる連射ボタンも追加されている。
-STORY-
'45年夏、世界大戦終結。
世界は平和を取り戻したかに見えた。しかし、各国の上層部との癒着が噂された謎の国際組織“CANY(キャニー)”が密かに軍部を掌握、実戦配備に至らなかった新型兵器郡をもって、全世界を内側より転覆させんと策略していた。
各国の不審な動きをいち早く察知した連合軍司令部は秘密裏に全世界より選りすぐりの名戦闘機とそのパイロットを召集、“CANY”に対抗すべく特殊部隊ストライカーズを結成する。
今ここに歴史の陰に隠された最後の世界大戦の火蓋が切って落とされる。
〇 自機紹介
奇抜なスタイルをした機体であるが、性能の高さから大量に生産された機体。高速性能、高空機能を活かした一撃離脱戦法を得意とする。ゲーム中では万人向けの機体。
性能、スタイル共に第2次世界大戦の最高傑作機。世界での評価も非常に高い。ゲームでは、フォーメーション攻撃で敵弾を消しさることができる。このため、他の戦闘機とは異なった攻略を行なうことができる。
イギリスの代名詞ともいえる戦闘機。ドイツからの攻撃を母国を守った優秀機。モデルチェンジを繰り返し12年間にわたり生産され続けた。ゲームでは、もっとも広範囲に攻撃することができるため、初心者向けの機体といえる
生産量ナンバー1であったドイツの機体。スピットファイヤと同じくモデルチェンジによって世界トップクラスの性能を維持していた。ゲームでは、通常攻撃が非力となっているが、機体の小ささとフォーメーション攻撃で非力さをカバーする。
第2次世界大戦初期に世界最強と言われた機体。だが、活躍したのは開戦時のみ。終戦の頃には他国の戦闘機に圧倒されてしまった。ゲームでは移動速度は遅いが、ボムの有効時間が長く、フォーメーション攻撃の使い勝手がいい。
驚異的な性能を持つ機体であるが、試作がテスト飛行の段階で終戦となり実戦投入されることはなかった。ゲームでは、移動速度が速く攻撃力が高い。反面、フォーメーション攻撃とボムが扱いにくいといった欠点がある。上級者用の機体。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
-STORY-
'45冬、“CANY”との壮絶な戦いはポツダム宣言の受諾を承認しない軍事主義者のクーデターとして処理されたが、“CANY”によってもたされた脅威は世界に暗い影を落としていった。
アメリカの国防省で厳重に封印されていた“CANY”の新型兵器データが何者かによって外部へと流失してしまった。
それを手に入れ再び世界を混沌の世界へと引きずり込もうとする、新組織“F・G・R”。この事態に新兵器開発実験部隊として任に就いた、連合国特殊部隊ストライカーズに新たな指令が下される。
〇 自機紹介
第2次世界大戦末期にアメリカで開発された幻の戦闘機。その未来的フォルムに秘められた性能は未知数。試作機を示す「X」の文字がとれない機体である。ゲームでは攻撃力は低めに設定されている。小さな機体と移動速度が攻撃力の低さを補ってくれる。
レシプロ戦闘機の最高峰ともいわれる高性能戦闘機。わずか数十機の生産で終戦を向かえることになる。ドイツの技術力の高さを示した機体でもある。ゲームでは、プラズママインで敵弾を消すことが可能。守りに重点を置いた攻略が似合う機体となっている。
日本陸軍の主力戦闘機の1機。総合的な性能が高水準で、バランスとれた機体。アメリカでの評価も非常に高い。第2次世界大戦においてはゼロ戦よりも高い評価を得ている。ゲームでは速度、火力、援護機のすべてにおいて標準より上の性能を持っている。欠点は特にないといっても過言ではない。
第2次世界大戦を通して、現役で戦場を駆け巡った異色の機体。状況に合わせて偵察機タイプ、爆撃タイプ、戦闘タイプといったバリエーションを豊富に持つ。万能機の名にふさわしい機体。ゲームでは、全機中最高の攻撃力を持つが、移動速度は遅い。
エンテ型と呼ばれるフォルムで驚異的な性能を誇る……はずだったが、試作1号機がテスト飛行に突入した段階で終戦を迎えた。同ゲームでは、最高レベルであれば一撃必殺となる「サムライソード」を装備する。
【スクリーンショット】 | ||
---|---|---|
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
(2004年4月23日)
[Reported by 志賀康紀]
GAME Watchホームページ |
|