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最大1,000対1,000の大規模戦闘が可能なシミュレーションRPG |
通常版:7,140円
限定版:9,240円
PS2「スペクトラルフォース ラジカルエレメンツ」は、'97年10月9日に発売されたプレイステーション用SLG「スペクトラルフォース」から始まるシリーズの最新作で、同社が展開する統一された幻想世界“ネバーランド”を舞台にしたシミュレーションRPG。同シリーズに限らず、先日発売されたPS2「新天魔界 ジェネレーション オブ カオス IV」などと、世界観を統一することで、プレーヤーが世界に入り込みやすくしている。
本作は、「スペクトラルフォース」の第1次ネバーランド大戦の400年前になる魔導世紀603年、ネバーランド大陸にある小国「オルタデッド」が舞台の中心となる。歴史上、初めて魔族を撃退して建国された国「ラファーム界国」が宣戦布告し、「オルタデッド」が徹底抗戦を表明し、バードマンの国「ミルリア」に援助を求めるところから、ストーリーは始まる。
【ドーラ・ヴァンデルング】 | 【ドレイクス・ヴァンクラー】 |
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オルタデッドの諜報活動を握る天然系メイド。記憶力はいいのだが、自分がしたことは何故か覚えてない。ティリアと一緒に紅茶を飲むのが好き。 | ラファーム界国の国王。兄であり、先代の国王「ドライゼム」が暗殺されたあとに国を継ぐ。その優秀な采配と、内政力によって国民からは絶大な支持を得る。 |
「エレメント」によって、武将と兵種を自由に作成できる |
そして本作からは、「エレメント」という要素が追加されている。これは敵との戦闘終了時に入手できる、軍資金や経験値とは異なる概念を持った存在で、武将や兵種の作成、建物の建築や技術開発などを行なうために必要となる。たとえば、武将に合わせた兵種を作成したり、魔力を上げる魔石精錬所や、範囲内の味方を強化する勇者の像などの、特殊な効果を持った建物がある。建物をあらかじめ建設しておくことで、国力を増強したり、戦闘を有利に進めることができる。
このように、配下武将から国家レベルにいたるまで、プレーヤーが自由自在にカスタマイズできるようになったことで、プレーヤーごとに全く異なるスタイルで攻略できる点が本作最大の特徴といえる。
「戦闘パート」では、フィールドマップ上を移動し、シナリオの進展や、HPの量、ユニットの耐久値など、特定の条件を満たしていると、会話イベントが発生する。移動の途中では、城や砦の建設といったフィールド開発をすることもできる。
戦闘は、敵部隊と接触することで開始される。本作では、最大で1,000人対1,000人の戦闘が可能となっているとのことで、これまでにない大規模バトルとなっていることは間違いない。これだけの規模になると、戦闘というよりは、ストーリー通り「戦争」と呼んでも差し支えないのではないだろうか。
【スクリーンショット】 | ||
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□アイディアファクトリーのホームページ
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□製品情報
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【2003年12月26日】アイディアファクトリー、社内ブランドを新設
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031226/ideaf.htm
【2003年7月25日】スペクトラルの名を冠した新作が登場
アイディアファクトリー、PS2「新紀幻想 スペクトラル ソウルズ」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030725/ss.htm
(2004年4月23日)
[Reported by 滝沢修]
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