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セガ、「PSO ブルーバースト」体験会を開催 |
会場:アソビットシティ
株式会社セガは、4月4日、秋葉原アソビットシティ1階イベントスペースにおいてWindows向けアクションRPG「ファンタシースタオンライン ブルーバースト」の体験会を実施した。当日はあいにくの空模様だったが、会場に並べられた4台の試遊台の前には順番を待つ人の列が絶えなかった。改めてPSOシリーズの知名度と人気の高さを見せつけるイベントとなった。
クエストに使われたのは美しい海岸線が望めるステージ |
前作はクライアントレベルで8カ国語同時対応という点が話題になったが、今回は国別の展開を模索しており、日本のクライアントは日本語のみの対応となる。その代わり、キャラクタネームは、アルファベットのほか、ひらがな、カタカナ、漢字等にも対応しており、これだけでも既存のサービスとはずいぶん雰囲気の異なる世界になる模様だ。ちなみに今回のWindows版は、Xbox版からの完全移植となっている。
さて、今回の体験会では、4月9日からスタートするβテストのクライアントが配布される予定になっていたが、朝10時の時点で350人を越える行列ができ、配布開始から15分足らずで500枚がすべてはけてしまった。また、試遊した人にもクライアントを配布していたため、全部で700枚相当のクライアントが配布されたことになる計算だ。
アソビットシティ開店前の様子。店の周囲をぐるりと取り囲むように行列ができている。これはすべてβキット目的の行列だ |
体験会は、ソニックチームが作成した体験会オリジナルクエストを4人プレイで体験してもらうという内容だった。このクエストは、エピソード2をモチーフにしており、ボス戦を含め、10分程度でクリアできるボリュームになっている。今回のイベントのために、社内にテストサーバーを稼働させたということで、ユーザーのすぐ隣にサポートスタッフが常駐していることを除けば、プレイ環境はβテストとまったく同じだ。
後ろから見ていた限りでは、Xbox版をベースにしているだけあって、ライティングや影の表現、攻撃時の各種パーティクルエフェクトなど、前作に比べ格段にビジュアルが強化されている印象を受けた。担当者に聞いた話では、良好なパフォーマンスを維持するためにグラフィックオプションは少し落としてあるということで、βテストではさらに美しいグラフィックスになるようだ。
また、今回の体験会では見ることができなかったが、Windows版の新しい機能として、チームチャットが実装されるという。同じチームに所属しているメンバーに対して一斉チャットが行なえるというもので、この機能を使うと、画面下部中央のアクションパレットショートカットが上にせり上がる形で、ウィンドウが出現し、メッセージが表示されるという。
有料化の時期については未定ということだったが、Windows版オリジナルのクエストを含め、ゲームキューブ版やXbox版とはまた違った独自の展開を考えているという。タイトルを一新したということもあるのだろうが、スタッフがあたかも完全新作を売るかのようなやる気に満ちていたのが印象的だった。今週末のβテスト開始が注目されるところだ。
体験会会場の様子。10分のプレイのために1時間以上も待つ人もいたという |
最新スクリーンショット。右の画面に映っている巨大モンスターは今回使用されたクエストのボス「ガル・グリフォン」だ |
(C) SONICTEAM / SEGA, 2000, 2001.
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「ファンタシースターオンライン ブルーバースト」のページ
http://psobb.jp/
□関連情報
【4月2日】「PSO エピソード1&2(仮)」のβキットを100名にプレゼント
正式タイトルは「PSO ブルーバースト」に決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040402/psobb.htm
【3月31日】セガ、「PSO エピソード1&2(仮)」先行体験会を4月4日に開催
来場者にクローズドβクライアントを限定配布
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040331/psowin.htm
(2004年4月5日)
[Reported by 中村聖司]
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