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プリンセスソフト、19世紀のロンドンを舞台としたサスペンス |
価格:6,800円(PS2通常版)、7,800円(PS2初回限定版、WIN版)
株式会社オークスのブランドのプリンセスソフトは、プレイステーション 2/Windows用アドベンチャー「F ~ファナティック~」を5月27日に発売する。価格はPS2通常版が6,800円、PS2初回限定版とWindows版が7,800円。
「F ~ファナティック~」は、19世紀末の倫敦(ロンドン)を舞台にしたホラーサスペンス作品。当時に実際に起こった「ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)事件」をストーリーの主軸に置きながら、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」や、H・G・ウェルズの「ドクターモローの島」などの小説の登場人物がゲームに登場する。当時のロンドンは産業革命の真っ只中で、科学が大衆に広がりを見せる時代だが、その上で本作中では「錬金術」をより神秘的な技術として取り入れており、人造生命体などを登場させることで独自のファンタジー世界を作り上げている。
ゲームはテキストを読み進めていくノベル形式。小林且典氏が担当するシナリオでは、新聞記者見習いのウィリアム・ドースティンが、ジャック・ザ・リッパー事件を追いかけていく。平和な日常と、異常極まる殺人事件が交錯するなか、「人とは何か」という哲学的命題が描かれていく。
イラストは成瀬ちさと氏が担当。主人公が居候している編集長宅の娘や、その大家の親子、新聞を売りながらスリを繰り返す貧民街の少女など、8人のヒロインが登場。各ヒロインごとに異なるストーリーが用意されている。
また公式サイトでは、オープニングムービーも公開されている。ファンタジックなイラストに赤い血糊を乗せたり、紙がじわじわと燃えるような演出を入れたりと、コントラストの強いストーリーがうまく表現されている。
【スクリーンショット】 | ||
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□プリンセスソフトのホームページ
http://www.oaks-soft.co.jp/princess-soft/
□「F ~ファナティック~」のページ
http://www.oaks-soft.co.jp/princess-soft/f/f.html
(2004年3月11日)
[Reported by 石田賀津男]
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