※上写真はハングル版です

料金：無料（テスト期間中）

　エキサイト株式会社と株式会社トーマスキューブリックは、MMOミリタリーアクションゲーム「Universal Commando（ユニバーサルコマンド）」の無料βテストを3月10日から開始する。現在ユーザー登録を受付中。

　「ユニバーサルコマンド」は、韓国3DCOMNETが開発したMMOミリタリーアクションゲーム。韓国軍で実際に使用されている銃火器、階級による上下関係がゲームに反映されているのが特徴で、3Dグラフィックスによるリアルな戦闘が楽しめる。未来型の武器なども登場する。視点は1人称、3人称、ズームイン・アウトなど自由に変更可能。リアルタイム音声チャットも利用できる。

　本作の世界では、3つのTroop（軍隊：UET、UST、ERT）が対立している。自分が所属する軍隊以外は、基本的にすべてが敵。マップには、戦闘が行なわれる危険地帯「Danger Land」と、中心部にトラスゾーン「Truce Zone」が存在。トラスゾーンは戦闘が禁止されており、必要であれば各Troop間で物資の取引が行なえる。

　Troop間の戦闘では、敵軍を倒すと「英雄ポイント」が獲得できる。「英雄ポイント」が一定値になると「勲章」が授与される。勲章は単なる飾りではなく、特定武器の改良成功率が向上するなどの特権が与えられる。TroopはいくつかClan（一般的なゲームでギルドと呼ばれる小集団）で成り立っており、上位のClanは「Troop Master Clan（TMC）」と呼ばれる。TMCになるには、各ClanとTMC戦を行ない勝利する必要がある。勝利したTMCにはTroop統治権が与えられ、1カ月間は再挑戦を受けずに済む。1カ月間が過ぎ、新しいTMCから挑戦を受ける場合は、そのクランから一定額のゲームマネーを受け取り統治権をかけて戦うことになる。

　戦闘時のパーティーは、将校を中心に8人まで。兵士はふたりまで。将校は、2種類の戦術（必殺技）を使うことが許されている。メンバーが直接動いて戦う戦術の場合、その戦術で得た経験値は、メンバー間に分配される。パーティー内では音声チャットが利用できる。

　推奨環境は、Pentium 4 1.3GHz以上、メモリ256MB以上、Geforce 4、RADEONなどメモリ64MB以上の3Dグラフィックアクセラレーター、600MB程度の空き容量があるHDDとなっている。クライアントソフトは3月10日に公開される予定。テスト開始まで一週間弱あるが、待ちきれない人は公式サイトにアップされているムービーを見てテンションを高めておくといいだろう。

□エキサイトのホームページ
http://www.excite.co.jp/
□「Universal Command」公式サイト
http://www.ucommando.jp/ind02.html

(2004年3月4日)

[Reported by 北村孝和]

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