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AOU2004ブースレポート・タイトー編 |
会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ)
タイトーブースは、通路側に新作「ゾイドインフィニティ」の筐体を並べて配置。登場キャラクタのコスプレをしたコンパニオンとの相乗効果もあり、道行く人々の大半が視線を奪われていた。
● ゾイドインフィニティ
出展バージョンでは、カスタマイズベンダーでライセンスカードのプレーヤー登録ができた。ライセンスカードをベンダーのスロットに挿入し、プレーヤーの名前、自機となるゾイドを8機の中から1機を選択する。出展バージョンで選択可能なゾイドは、コマンドウルフ、シールドライガー、ライガーゼロ、セイバータイガー、ジェノザウラー、アイアンコング、レッドホーン、ゴジュラス。最後に、所属勢力と暗証番号を決定すると登録は完了する。
筐体を目の前にして驚かされるのが、専用筐体の外観。ゾイドの顔をモチーフにしたプレイコクピットは、インパクト抜群。コントロールパネルに取り付けられたツインスティックでゾイドを操作する。ツインスティックの上部には、ゾイドを加速させるブーストボタン、前部に武器を発射する左トリガーと右トリガーが付いている。
実際にプレイしてみたところ、ゾイドの移動スピードが速いため、敵機を捕捉するのが難しいという印象を受けた。ツインスティックによる操作だが、まずは片方のスティックで操作することから始めたほうがいいと思われる。両方のレバーを同時に倒してしまうと、上級テクニックのジャンプ行動や緊急回避行動になってしまうため、思ったとおりに動けなくなるからだ。前進、旋回、ブースト移動といった基本操作が、片方のレバーでスムーズに行なえる簡潔な設定になっているぶん、最初から無理をせずともいいだろう。
武装は、ミサイル、レーザー、爪の振り下ろしなどによる近接攻撃など多彩。出展バージョンには実装されていなかったが、パーツをカスタマイズすることで武装を強化できる。タイトーのネットワークシステム「NESYS」によるサービスの開始時期が気になるところ。個人的には、筐体にスライドシートが搭載されていないのが残念。プレイアビリティに影響するため、ぜひとも改善して欲しいポイントだ。
● カオスブレイカー
2003年9月に開催されたアミューズメントマシンショーにも出展されており、それと今回のバージョンを比較すると、まずは使用可能なキャラクタが追加されたことが挙げられる。ネクロマンサー、骨馬に乗ったスケルトンなど、不死の軍団ともいうべき“おどろおどろしい”プレーヤーキャラクタが実装されていた。
ゲームは、キャラクタを3人(匹)まで選択可能なチーム制。キャラクタ選択画面で装備アイテムを選び、対戦中に使用できるのが「カオスブレイカー」の大きな特徴だ。システムは、相手の攻撃をガードし、必殺技を繰り出すという極めてスタンダードな2D格闘タイプでわかりやすい。だが、ファンタジーならではの魔法攻撃や特殊攻撃のエフェクトが派手で、画面で何が起こっているかを把握するのには、いささか慣れが必要かもしれない。
● ZOOO
操作系統は1レバー+2ボタンで、レバーはカーソルの移動、ボタンはブロック選択ボタンとヒントボタンという仕様。画面内に敷き詰められた動物ブロックは、タテかヨコに3つ同じ動物ブロックにそろえると消える。ひとつのブロックを上下左右にあるブロックと入れ替えることで3つそろえていき、より多くのブロックを消すのがゲームの目的。
ひとつのブロックを消すと、その上にあるブロックが崩れ落ちてくる。この崩壊でさらなる連鎖を起こすのが上達のコツ。動物ブロックがキョロキョロと表情をかえる様子がすこぶる可愛らしく、この画面を見ているだけでも気分が和む。
□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/
□AOUのページ
http://www.aou.or.jp/
□関連情報
【2月20日】AOU2004 アミューズメント・エキスポ開幕。オンラインとカードの融合タイトルがさらに増加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040220/aou1.htm
(2004年2月20日)
[Reported by 北村孝和]
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