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【AOU2004 アミューズメント・エキスポ】AOU2004ブースレポート |
会場:日本コンベンションセンター(幕張メッセ)
「AOU2003 アミューズメント・エキスポ」出展各社のブースレポート第2弾は、ナムコ、エイブル、アトラス、オムロン、バンプレストの最新作をお届けする。
■ ナムコ
● 湾岸ミッドナイト MAXI BOOST(仮称)
マシンの挙動プログラムが新規に作り直されており、初心者でもすぐにドリフトのコントロールができるようになるという。H型6速ギアボックスの採用により、本格的な雰囲気でドライビングが楽しめる。
● 龍華麻雀(ロンファマージャン)
プレイ前に一定枚数のメダルをBETしておけば、満貫以上の役でアガったときにボーナス配当が加算される「満貫突破ボーナス」、画面上に指定された役をアガると発生する「指定役ボーナス」などのフィーチャーが用意されている。また、特定条件を満たすと特別ゲームに挑戦でき、結果によって「龍華BATTLE/龍華CHANCE」が発生。最大9,999枚のメダルが獲得できる。
● アイドルマスター(参考出展)
アイドルプロデュースシミュレーションゲーム。3Dポリゴンで描かれた、それぞれタイプが異なる9人のアイドル候補生から、好きなメンバーを選んでユニットを結成。歌、衣裳、ステージ衣裳などを組み合わせて、自分だけのオリジナルアイドルユニットが作れる。ユニットデータは、専用リライタブルカードに記録される。カードは全部で10種類が発行される予定。
ユニットを組んだら、次はアイドルたちにレッスンを受けさせる。レッスンは5種類があり、その時々で行なわれる何気ない会話により、彼女たちのモチベーションが変化。頂点を極めれば秘密のストーリーが明らかになるという。オーディションはネットワーク対戦形式で、全国のプレーヤーがライバルになる。
9人のアイドル候補生たちは、いずれ劣らぬ美少女揃い。声色や仕草は、良くいえばキャッチーで、悪くいえばベタ。とはいえ、美少女ゲームが三度のメシより好きな人ならば、こうした王道ともいえるキャラクタ展開に、思わずニンマリしてしまうだろう。参考出展にも関わらず「もはやコレしかない!」といわんばかりの勢いでハマっていた人もおり、正式に発売されるとなれば、さらに大きな反響を呼びそうだ。
■ エイブル
● カオスフィールド
フィールドチェンジとは、敵の攻撃がゆるくアイテムの出現頻度が高い「オーダーフィールド」と、自機の攻撃力がアップする反面、敵の攻撃が激しくなりアイテムが出にくくなる「カオスフィールド」をボタンひとつで行き来するというもの。Cボタンを押した瞬間は無敵になり画面内の敵弾が消滅するが、次の15秒間はフィールドチェンジができなくなる。
Bボタンの斬りは、現バージョンでは3回まで連続入力が可能。特定の敵弾を消すことができ、攻撃力も高く使い勝手がいい。このほかにもロックオン攻撃など、シューティングゲームが好きな人ならピンとくる要素がたくさん盛り込まれている。消化不良に陥る可能性もあるが、自由度の高さが良い方向に作用すれば、ビギナーからエキスパートまで幅広い層に受け入れてもらえるかもしれない。今春稼動予定。
● NEED FOR SPEED(参考出展)
登場車種は、シボレー、BMWなど、日本でもなじみのあるメーカーが実名で登場。ドラッグレースがモチーフだが、サーキット、市街地、オフロードなど多彩なコースでレースが楽しめる。6個のサラウンドスピーカーが搭載されており、立体的かつ迫力のあるサウンドも特徴のひとつ。
□エイブルのホームページ
http://www.able-corp.com/
■ アトラス
● 美咲(みさき)
「カメラマンモード」では、ギャル、姫様、インストラクター、ホスト、占い師など、8人のカメラマンから好きなひとりを選択。ナレーションは各カメラマンごとに2通りが用意されており、質問に答えるだけで、その日の気分にあわせたセリフやポーズなどの演出が行なわれる。各カメラマンごとに個別の特典フレームもある。「美咲モード」では、カーテン色、型抜き、カメラ位置やアングル、種類などが自由に選択可能。
● ラッキースター(参考出展)
商品の冷却には、ノンフロン電子保冷方式(ペルチェ)を採用。当たりクジつきの飲料自販機は今でも相当数が稼動しているが、本機は“子供”にターゲットを絞っているのがポイント。コンパクトな筐体は、ガチャガチャ筐体のようにホームセンターなどの狭い空きスペースにも導入できそうだ。
□アトラスのホームページ
http://www.atlus.co.jp/
■ オムロン
● 百花絢爛(ひゃっかけんらん)
CG動画を使った「テーマ撮影」では、海中、草原、ホラーなど12種類のテーマを選ぶと、3つのバリエーションと背景カーテンが自動的に決められる。花びらが舞い散ったり、熱帯魚が泳いだり、そよ風になびく草花など、合成処理でその場にいるかのような気分が味わえる。撮影モードは、このほかにも「ノーマル」、「よくばり」、「こだわり」が用意されている。
撮影コーナー、落書きコーナーのほか、シール画像を携帯電話に転送したり、着信メロディがダウンロードできる「お楽しみコーナー」を新設。これにより、シール印刷の待ち時間も退屈せずにすむとしている。
● ペパロボ(参考出展)
専用景品として、キャラクタの「ペーパークラフト」が払い出される子供向けアミューズメントマシン。シンプルなゲームで、景品は結果に関係なく払い出される。
ペーパークラフトを扱った子供向けマシンはこれまでにも存在したが、こちらはゲームよりも「景品」に主眼が置かれているのが特徴。ゲームで遊んだあとは、親子で仲良くペーパークラフトを作ろう、というわけだ。
参考出展につき、筐体デザインなどは変更される可能性があるが、丸みを帯びたデザインと優しい色使いが親しみやすく、このまま正式発売されてもおかしくないクオリティ。ペーパークラフトの種類も色々と応用がききそうで、気になる人は一般公開日にチェックしておくといいだろう。
■ バンプレスト
● アンパンマンとおそらのパトロール(参考出展)
ただし、その上昇っぷりがハンパではなく、もっとも上までゴンドラをあげたとき、最上部は約3m60cmに達する。「酔った大人が勢いで乗ることもありそうだけど、そのあたり、どうなんだろう?」と念のため確認してみたところ「通常は大人ひとりと子供、約150kgを想定しているが、テストでは400kg~500kgまで耐えた」と頼もしいコメントがかえってきた(だからといって絶対に試したりしないように!!)。
搬入する際、出展ブース内の天上フレームにぶつかるため、アンパンマンの飾りを一度外さなければ入らなかったほどボリュームがあるマシンだが、高さがあるだけで設置面積は意外と小さい。上から見る風景はなかなかのものだということで、興味がある人はいちど体験してみるといいだろう。
● それいけアンパンマン ねらって! たまいれ
子供向けなだけに、アンパンマンの動きは決して意地悪ではなく「ほらほら、こっちだよ~♪」と楽しげなのがポイント。ゲームが終わったあとは、結果に関係なく景品が払い出される。
□バンプレストのホームページ
http://www.banpresto.co.jp/
□AOUのホームページ
http://www.aou.or.jp/
□関連情報
【2月20日】AOU2004 アミューズメント・エキスポ開幕。オンラインとカードの融合タイトルがさらに増加
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040220/aou1.htm
(2004年2月20日)
[Reported by 北村孝和]
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