「クラッシュ・バンディクー」のマーク・サーニー氏が
IGDA「ライフタイム・アチーブメント・アワード」を受賞
2月12日 発表
IGDA東京(国際ゲーム開発者協会)は、3月24日にサンノゼで開催される第4回ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワードの式典会場にて、サーニーゲームズ社長のマーク・サーニー氏が「ライフタイム・アチーブメント・アワード(特別功労賞)」を受賞すると発表した。
マーク・サーニー氏は、過去に「マーブル・マッドネス」、「クラッシュ・バンディクー」、「ラチェット&クランク」など、世界的なヒット作品に携わってきたゲームクリエイター。アタリ、セガ、ユニバーサル・インタラクティブ・スタジオに勤めた後、現在はゲームデザイン・コンサルタント会社のサーニーゲームズを創立し、ゲームの制作を続けている。
「ベストなアイデアは〆切のない自由な創作時間から生まれる。試作期間は最も重要だ」、「最終的に成功するかどうかは『ファースト・プレイアブル』の段階で判断できる」といったゲームデザイン先行型の手法を説きつつ、それを実践して着実にヒット作品を作り上げてきている。
サーニー氏の「ライフタイム・アチーブメント・アワード」の受賞にあたりIGDAは、「彼はゲーム業界であらゆる知識に通じている珍しい存在。独特かつ効率的なゲーム制作手法により、現在も名作を生み出し続けている」と、サーニー氏の功績をたたえている。
□IGDA東京のホームページ
http://www.igda.jp/
(2004年2月12日)
[Reported by 石田賀津男]
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