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D3パブリッシャー、オリジナルストーリーが展開する |
価格:4,800円
株式会社ディースリー・パブリッシャーは、プレイステーション 2用「黄泉がえり ~リフレイン~」を3月25日に発売する。価格は4,800円。
「黄泉がえり ~リフレイン~」は、梶尾真治氏の小説「黄泉がえり」や同名の映画の世界観をベースにしながら、完全なオリジナルストーリーが展開するアドベンチャーゲーム。死者が生き返るという「黄泉がえり現象」の取材を命じられた新聞記者の佐伯隼人は、その原因を探り当てるために多方面でインタビューを行なう。取材に追われる中、彼の幼馴染である久住茜までもが黄泉がえり、自分が実は殺されたのだと佐伯に告げる。多くの謎を抱えながら、佐伯はさらに「黄泉がえり」に深く関わっていく。
原作のファンならば、オリジナルストーリーに期待と不安が入り混じるところだが、原作者の梶尾真治氏が監修を務めており、世界観を損なう心配はないだろう。ストーリーは全部で10篇に分けられており、それぞれが同じ時間進行で展開する。何度もプレイして1つ1つ謎を解いていくことで、他のストーリーとのつながりができ、物語の本質に近づいていく。
ゲームは週単位で区切りが設けられており、1週間に3回の取材を行なうことで物語が進行する。各シナリオが同時に進行していることを頭に入れながら、タイミングと場所を選んでいく必要がある。さらに主人公には9つの心情パラメータがあり、この状態によってストーリーの展開が変化することもある。
また本作のヒロインとなる久住茜の声優には、人気アイドルの小倉優子さんを起用。声優の島涼香とのダブルキャスト仕様となっており、設定でどちらかを選択できる。
ディースリー・パブリッシャーといえば、「SIMPLE2000シリーズ」などの廉価タイトルの販売で有名だが、今作は4,800円で発売される。これでも一般的な家庭用ゲームタイトルとしては安価な部類に入るが、同社がこの値段をつけていることは、今作に対する自信のあらわれとも言えるだろう。
【スクリーンショット】 | ||
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□ディースリー・パブリッシャーのホームページ
http://www.d3p.co.jp/
□「黄泉がえり ~リフレイン~」のページ
http://www.d3p.co.jp/yomigaeri/
(2004年2月9日)
[Reported by 石田賀津男]
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