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ワークジャム、「探偵 神宮寺三郎」シリーズ第9作 |
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価格:5,980円
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タイトル画面 |
「神宮寺三郎」シリーズは、ファミコンからスタートし、今作で9作目となるハードボイルドアドベンチャー。主人公で探偵の「神宮寺三郎」を主軸としたシブいテイストが特徴。歌舞伎町を舞台にした、コマンド選択式本格的推理アドベンチャーの定番タイトルとなっている。
キャラクタ原案は寺田克也氏、そして今作のシナリオライターは株式会社フラグシップの宮下隼一氏が手がける。宮下氏は、「西部警察」、「特捜最前線」などのTVドラマ、「名探偵コナン」、「ルパン3世」といったアニメのシナリオを手がけた経歴の持ち主だけに期待が持てる。
それから、グラフィックに実写との融合が図られている点が見た目の一番の特徴かもしれない。現代の新宿歌舞伎町を舞台に「個人の人間ドラマ」を描く神宮寺シリーズでは、このベクトルでの質の向上がモアベターという判断なのだろう。
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その人物の前でどんな選択を行なうかによって対応が変わる「トークプロファイル・システム」 |
そのためには、その人物の周囲の人間からの情報収集も重要。得られた情報やキャラクタの表情、言葉などを推理、観察しながら会話を進めていくことではじめて、必要な情報を入手できる。このシステムにより、今まで以上にキャラクタとの駆け引きやプレーヤーの推理力、観察力が要求されるという。
また、「お金」の概念を導入。アイテムの売買、情報屋への情報料の支払いなど、映画やドラマの1シーンのようなシチュエーションを体験できる。また、「トークプロファイル・システム」にも重要な影響を及ぼしそうだ。
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基本的にはシンプルな操作で進めるコマンド式ADV | 舞台は新宿歌舞伎町。6月の設定で、雨の表現にはこだわっているという | |
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ノートには事件の流れが記録される | 持ち物画面。お金の概念が導入された | この画面を見る限り、携帯との連動もあり? |
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ファンにはおなじみの「謎の事件簿」は4本収録される |
■ 前作の「その後」から始まる新たな神宮寺の戦い
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本編中で神宮寺は「失われた曲探し」に奔走することになるという。“パズルのように分かれてしまった曲の断片を探しだし組み立てる”という過程において、徐々に形になっていく曲の演奏をそのまま演出用BGMとして使用。これにより、今までの「雰囲気作りのためのJAZZ」から「ストーリーを奏でるためのJAZZ」と、より両者の関係は密になっていくということらしい。
(C)2004 WorkJam/Project Jinguji
□ワークジャムのホームページ
http://www.workjam.co.jp/
□製品情報
http://www.workjam.co.jp/product/jinguji9/
(2004年2月6日)
[Reported by 佐伯憲司]
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