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Taipei Game Show 2004が明日より開幕 |
会場:台北世界貿易中心
台湾で最大規模のゲームショウ「Taipei Game Show 2004(台北国際電玩展)」が、今年も台北世界貿易中心を会場に、2月6日から9日までの日程で開催される。主催のTCA(Taipei Computer Association)では、昨年度以上のコマ数を確保し、50万人規模の集客を見込んでいる。
設営が進められているNC Taiwanブース。体験コーナーは少なく、ステージイベントが中心になるようだ |
規模としては電脳多媒體展全体の2/5ほどを占めており、出展者数は昨年より若干増えて36社。Taipei Game Show全体のコマ数も微増しており、デジタルエンターテインメント分野におけるゲームの勢いの良さを感じさせる。
今年の目玉は、オンラインゲーム分野ではなんと言っても台湾最大手のGamaniaと韓国最大手のNC Softとの合弁会社NC Taiwanが出展する「天堂(リネージュ) II」。すでに台湾ではオープンβテストが始まり、60万人を集めるなど前作同様の人気を示している。今回NC Taiwanでは、Taipei Game Show史上最大となる180コマを確保し、大々的にプローション展開する考えだ。
一方、コンソール分野では、MicrosoftのXbox Liveの一般初公開に注目が集まっている。同時出展タイトルについては明日会場で明らかになる模様だが、本日設営中の会場を見てきた限りでは、「Counter-Strike」や「Crimson Sky」など、すでに台湾でも高い知名度を持つPCタイトルの移植版が中心となっていた。台湾ではSCEの“PlayStation BB Unit”は未発売だけに、コンソール機でのオンラインプレイに台湾ユーザーがどのような反応を示すのか楽しみだ。
なお、SCEHは、昨年同様、出展を見送り、独自路線で展開していくという基本方針を貫いている。PS2タイトルの出展は、So-netやサードパーティーメーカーでの出展にとどまる見込みだ。GAME Watchでは、Taipei Game Showの模様をブースレポートやインタビューなどさまざまな角度からお届けしていく予定だ。
会場の随所に配置されてある垂れ幕。今年のテーマは「Touch Game Touch Power」 | Soft-Worldの「仙境伝説(ラグナロクオンライン)」のポスター。結婚システムをイメージした内容のようだ | 設営用の荷物を満載したトラックがどかどか会場に入ってくる。メイン通路は雨で泥だらけになっているが大丈夫なのか |
設営の進む各社ブースの模様。今年もGamaniaやSoft-Worldといった大手メーカーは、大がかりなステージを擁した大規模なブースを構えている |
□Taipei Game Show 2004のホームページ
http://tgs.tca.org.tw/
(2004年2月5日)
[Reported by 中村聖司]
GAME Watchホームページ |
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