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マイクロソフト、ラグビー「トップ8トーナメント」冠スポンサーに |
【Microsoft CUP】
2月8日、15日、 22日開催
秩父宮、花園、国立競技場
マイクロソフト株式会社は、日本ラグビーフットボール協会主催のジャパンラグビートップリーグにおける「トップ8トーナメント」の冠スポンサーとして「マイクロソフトカップ」の特別協賛を務めると発表し、大会開催を前にイベント「マイクロソフトカップ前夜祭」を開催した。
「マイクロソフトカップ」はジャパンラグビートップリーグ2003-2004の上位8チームによるトーナメント戦。2月8日に秩父宮と花園でそれぞれ第1回戦が2試合ずつ行なわれ、15日には準決勝、22日に国立競技場で決勝戦が行なわれる。
前夜祭にはマイケル・ローディング マイクロソフト社長が出席。挨拶で「前夜祭が始まるまで、選手のみなさまには会場に設置されたXboxの試遊台で、さっそくゲームのテストプレイをしてもらってありがとうございます」ときりだし、「Xboxのスタッフに『なぜラグビーのゲームを出さないんだ?』と聞いたのだが、『ラグビーはゲームにするのが難しく、皆さんに楽しんでいただけるクオリティを実現するのが難しい』という返答だった」と挨拶し来場者の笑いを誘った。
ちょうど会場に来ていた丸山嘉浩Xbox事業本部長にその点を伺ってみると「ラグビーは何度かゲーム化されているが、アメフトのようにフォーメーションがハッキリ決まっているわけではなく、またサッカーのようにパスワークで繋いでいけるわけでもない。そういった意味では市場も見込めないので、難しい」とコメント。日本でもゲーム化されたことはあるが、難しい面も多く、それこそワールドカップが日本で開催されることにでもならない限り商品化は難しいのかもしれない。
会場には日本代表選手も数多く出席しており、抽選で選ばれた一般参加者と歓談し、写真撮影やサインにも気軽に応えていた。ゲームを楽しむ選手も多いようで、会場に設置されたXboxの試遊台でコントローラをにぎる選手もみられた。そんな中、元木由記雄選手と大畑大介選手が「Project Gotham Racing 2」で対戦。「あっ、抜かれた!!」とか大騒ぎで抜きつ抜かれつの接戦に。最後は大畑大介選手が逃げ切った。
大畑大介選手はその後、丸山氏とも“YOKOHAMA”のコースで対戦。残念ながら負けてしまったが、「最近のゲームはスゴイ。始まる前にシドニーのコースでプレイしたが、背景がしっかり再現されている」と驚いていた様子。今回の対戦ではフェラーリを運転していたが、「ゲームでしか乗れないから。でも気持ちイイですね」と嬉しそうだった。
(2004年1月29日)
[Reported by 船津稔]
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