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コナミ、第3四半期と9カ月通算の連結業績を発表
~営業利益は過去最高の380億円になる見込み

1月29日 発表

 コナミ株式会社は、2004年3月期第3四半期および9カ月通算のグループ連結業績を発表した。2004年3月期の連結営業利益は、過去最高の380億円になる見込み。

 第3四半期の業績は、海外で「Yu-Gi-Oh!(遊戯王)」がゲームソフト、カードゲームともに販売を伸ばし、各事業が順調に推移。ゲームソフトでは、PS2「カラオケレボリューション」、スポーツ、アクションタイトルが好調な売上を記録したという。アーケードでは、ネットワークサービス「e-AMUSEMENT」対応機種を複数リリース。エクサテインメント、トイ&ホビー、カジノといった各事業でも新製品や新サービスを投入した結果、連結売上高は823億1,000万円を計上。連結営業利益は133億2,1000万円、純利益は80億4,400万円になるとしている。

 通期の見通しでは、前述の「Yu-Gi-Oh!(遊戯王)」が米国で124万本、欧州で既存タイトルのリピートを含め80万本以上を出荷。また、人気サッカーゲーム「ワールドサッカーウイニングイレブン7(海外名:PRO EVOLUTION SOCCER 3)」が欧州で150万本を出荷し、国内外で2期連続のミリオンセールスを記録。国内では、「実況パワフルプロ野球10」などの野球タイトルを計40万本以上出荷。「キャッスルヴァニア」なども好調な売上げを記録し、全体的に売上高が増加する見込み。利益面も、カードゲームや「e-AMUSEMENT」など比較的利益率が高い商品の占める割合が高まったことにより、こちらも増加する見込みだとしている。

 2004年3月期の通期連結業績は、連結売上高が2,670億円、連結営業利益が380億円、当期純利益が200億円になる見込み(これまでの過去最高は、2001年3月期の379億円)。

□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.konami.co.jp/press/2004/01/003/r.16.01.29.html

(2004年1月29日)

[Reported by 北村孝和]


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