テクモ、「ギャロップレーサー」馬名訴訟 最終口頭弁論の陳述内容を公開
1月16日 発表
テクモ株式会社は、「ギャロップレーサー」及び「ギャロップレーサー2」における競走馬の馬名使用に関する紛争について1月16日に口頭弁論が行なわれたと発表した。
競走馬の馬名使用については、株式会社アスキーから発売された「ダービースタリオン」において同様の裁判が行なわれ、2001年に東京地方裁判所は馬主の訴えを退け、アスキー側が実名使用訴訟に勝訴している。ここでは馬主のパブリシティ権の解釈として、「人格権が侵害されない」とした判決がなされている。
テクモは今回の上告について「物に対する『パブリシティの権利』の有無に関する法解釈」についてとしている。同社は「法的根拠なく司法がその判例において『パブリシティ権利』が制定されてしまう事への危機感」としており、「馬名使用料を支払うことには異存がないが、公益保護のため」とリリースでコメントしている。
□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.tecmo.co.jp/company/dc20040116.htm
□関連情報
【2001年8月28日】アスキー、「ダービースタリオン」馬名の実名使用訴訟に勝訴
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010828/ascii.htm
(2004年1月19日)
[Reported by 船津稔]
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