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SCEJ、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」を |
価格:5,800円
イラスト (C)士郎正宗・Production I.G/ 講談社・攻殻機動隊製作委員会 |
「攻殻機動隊」としては'97年のPS版「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」に続いて2度目のゲーム化となる本作、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」は、原作となるアニメがスカイパーフェクトTV! アニマックスチャンネルにて2002年10月から2003年9月まで放映され、バンダイビジュアルより全13巻がDVD化されている作品(2004年1月から日本テレビにて地上波でもオンエア予定)で、2004年1月からスカイパーフェクトTV! アニマックス ペイ・パー・ビューチャンネル パーフェクトチョイス」にて「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 2nd GIG」が放送される予定だ。
ゲーム化にあたって、スタッフの陣容としては、アニメ版「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、同「2nd GIG」の脚本を担当し、「やるドラ」シリーズの企画、ディレクターを務め、押井塾同期生の神山健治氏と共に劇場版アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の企画、同ゲームの総監督および小説を執筆した藤咲淳一氏が総監督を務める。制作総指揮はアニメ同様、プロダクションI.G。
基本的にカメラはプレーヤーの背後に位置しているが、自由に周辺を見回すことができるようになっている。また、センター位置が銃の照準になっており(スクリーンショットを参照してほしい)、スムーズに射撃を行なうことができる。攻撃のベースは銃による射撃で、「狙う、かわす、そして撃つ」という動作を自由に行なえるようなインターフェイスになっているようだ。状況に合わせ、様々なタイプの武器(近距離タイプ、遠距離タイプ、パワータイプなど)を選択可能となっている。
画面中央にあるサイトが銃のもの。多彩なアクションを駆使しつつ、さらに射撃の緊張感が味わえる。人型サイボーグだけでなく、巨大兵器を相手に戦うことも多々ある |
また、至近距離では素手によるパンチ、そしてキックなどのカンフーアクションが行なえるのも面白い試みだ。ほかにも、サイボーグならでは能力を駆使し、壁を蹴ったり、壁のふちなどに掴まったりといった、人間では考えられない高所でのアクションが展開できる。
特に注目すべきは「キャッチ能力」。たとえばジャンプの落下時や、高所からの落ちた時、壁のふちにキャッチしてぶらさがったり、ジャンプだけでは距離が足りない離れた場所へも、この能力を使うことで移動が可能となる。また、壁をキックしての移動も可能のようだ。一見、行く手が阻まれているように見える場所においても、高さを活用した移動やアクションを組み合わせることによって、先へと進んでいくことができるようになっている。
壁をキックしてふちに捕まったりなど、かなりハードなアクションもこなす素子。爆発に巻き込まれて吹き飛ばされるシーンは迫力の一言 |
また、ステージによって、素子とバトーがプレーヤーキャラとして自動で切り替わることになる。それぞれの能力が異なるし、プレイ感覚も異なる。ストーリー展開と合わせていろいろ楽しめそうだ。
ステージによって、素子かバトーかが自動で切り替わる |
ハッキングをはじめとした彼女達の特殊な能力を活かした、“アニメ版と同じスタッフだからこそ”のステージ構成になっており、受け手の戦略性が問われると同時に、アニメ版と同じ世界観をしっかり共有できることだろう。
9課の仲間たちから、現在の状況や指示がネットワークを介して送られてくる | ||
ハッキングを駆使してさらなるステージへ |
※画面は開発中のものです。
□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.playstation.jp/
□製品情報
http://www.playstation.jp/scej/title/kokaku-s/
(2003年12月26日)
[Reported by 佐伯憲司]
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