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ネットクルー、「コルムオンライン」のオープンβテストを1月1日より実施 |
グラフィックはフル3D。バトルシーンは韓国産らしい派手なエフェクトと巨大モンスターで演出されている |
フィールドはボードゲームのような簡素さで、ダンジョンのみがタコツボのように配置されている。まずは占有不可の初心者向けダンジョンでレベル上げを行なうようだ |
開発元であるeSofnetは、過去に「N-Age」や「Dragon Raja」といった複数のMMORPGを手がけてきており、その開発ノウハウを活かした最新作が「コルムオンライン」。現在、MMORPGで人気のカギを握る要素として、攻城戦やギルド戦争といったPvP(Player VS Player)システムと、選ばれた幸運なユーザーのみが所有しうるレアアイテムの存在が上げられる。
同作ではこの点に着目し、MMORPGにおいてレベル上げやレアアイテム獲得などの目的で普遍的に扱われているダンジョンをダイナミックに機能拡張し、富と名誉をかけた争奪のエリアにしている。野外フィールドでのバトルを一切廃し、ダンジョンバトルに特化した珍しいタイプのMMORPGだ・
具体的には、同作のダンジョンには大別して3種類あり、中でも「レアダンジョン」と呼ばれるダンジョンは、ダンジョン内で戦いを繰り広げる「バトルダンジョン」に勝利することにより、そのダンジョンを丸ごと所有することができるようになっている。
ダンジョンの所有者は、そこから産出される鉱物、ダンジョン利用料などを得ることができるほか、レアダンジョンの守護神であるガーディアンをも従えることができる。鉱物はレアアイテム作成のために必要不可欠なものであり、ダンジョンを所有する効果は絶大といえる。
このレアダンジョンは現在400ほどあり、これらがすべて争奪対象となる。レアダンジョンは基本的に1エリアに集中して配置されており、それらをまとめて占有することで相乗効果が発揮され、新たな利益が得られるようになるという。レアダンジョンを1つ2つ所有することは半ば当たり前であり、いかに多くのダンジョンを占有するかがポイントとなるようだ。
さて、1月1日からスタートするオープンβテストでは、ギルドシステムをはじめさまざまな新要素が盛り込まれる。12月19日まで1万人規模で実施されていたクローズドβテストのデータはすべて抹消され、まっさらな状態からのスタートとなる。MMORPGにもさまざまなタイプがあるが、中でも「コルムオンライン」はPvPを強く意識したバトル中心のMMORPGと言える。戦闘重視のMMORPGが好きな人は参加してみてはいかがだろうか。
バトルはすべてダンジョン内という珍しいタイプのMMORPG。レアダンジョンは6階程度の階層で構成されていて、各階にある魔法陣を解除しながら最奥にいるガーディアンを倒したユーザーがダンジョンの支配権を得る |
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□「コルムオンライン」のホームページ
http://www.corum.jp/
□関連情報
【2003年11月23日】Korea Amuse World Game Expo 2003現地レポート
古代朝鮮をテーマにした「Kal Online」ほか、NetMarbleブースレポート
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031123/k_mb.htm
(2003年12月22日)
[Reported by 中村聖司]
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