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ナムコ、「EPII」体験版もついてくる!
「ゼノサーガ」ファン向けバラエティソフト
「ゼノサーガ フリークス」を発売

発売日 未定

価格:未定

「ゼノサーガ フリークス」タイトル画面
 株式会社ナムコ(開発:株式会社モノリスソフト)の看板RPGシリーズのひとつ「ゼノサーガ」。7月のモノリスソフト新作発表会で2作目となる「ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]」が華々しく発表されたことは記憶に新しいが、今回、「ゼノサーガ」ファンへ向けたバラエティソフト「ゼノサーガ フリークス」が発売されることが決定した。発売日、価格とも未定だが、2004年度の早いうちに発売されるものと思われる。プラットフォームはプレイステーション 2。

 「ゼノサーガ フリークス(以下フリークス)」には、「ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸](以下EPII)」の体験版、そして、ナムコのパズルゲーム「ことばのパズル もじぴったん」の「ゼノサーガ」バージョン「ぜのぴったん」、さらに「ゼノサーガ」の外伝的アドベンチャーゲーム「ぜのコミ」、そして壮大な「ゼノサーガ」ワールドをマニアックに解説するという「エンサイクロペディア」の4つのコンテンツが収録されている。

■ 「ミルチア紛争」がストーリーのメインとなる「EPII」体験版

 前作(ゼノサーガ エピソードI [力への意志](以下EPI))をラストまでプレイした方ならおわかりいただけるだろうが、「EPII」は「EPI」からの純粋な続編として、「第二ミルチア」からストーリーが展開する。

 「EPII」に関しては別稿にて解説するが、「ミルチア」は前作から14年前に起こったある事件=「ミルチア紛争」によって、現在の場所へと移動することになったわけだが、その「ミルチア紛争」に関わるイベントが体験できるのが、「フリークス」付属の「EPII」体験版となっているようだ。届いたスクリーンショットを見る限り、デモを含んだストーリー部分、そして戦闘もあるようなので、前作からのグラフィックの進化だけでなく、戦闘システムの進化なども体験できる。「EPII」の序盤をちょっぴり早く体験できそうだ。

【デモシーン】
新作発表会や東京ゲームショウ2003でもおなじみとなったマーグリスとジンの対決シーンなどが見られることになる

【戦闘シーン】
A.G.W.S.の前身(?)といえるE.S.アシェルの姿も見える。どうやらケイオスと新キャラ・カナンの乗機のようだ(詳しくは別稿)。戦闘画面は基本的に前作を踏襲しているが、フェイスアップがCGモデルになっているなど変更点はいくつかあるようだ


■ 「ゼノサーガ」ワールドを追加した「ぜのぴったん」

「もじくん」と「うーくん」が競演する「ぜのぴったん」
 ナムコの「ことばのパズル もじぴったん」は、文字を組み合わせて規定の条件をクリアする、というステージクリア型パズルゲーム。その辞書に「ゼノサーガ」関連のキャラクタ、用語といったマニアックなことばを加えたものが「ぜのぴったん」。たとえば、「ぞはる」、「しおん」、「じん(シオン・ウヅキの兄)といったものから、「かためんにそう(「EPI」は片面2層DVD-ROM)」、「らぶりーももえ」といったものまでがOKとなる。

 ほかにも、ステージがKOS-MOSの顔だったりと、「ゼノサーガ」ワールドにふさわしいものに変更されている。ファンにとっては「もじぴったん」では通らなかった言葉が増えたわけで、難易度はある意味下がっているといえるだろうが、どのレベルまでが収録されるのか、非常に楽しみといえる。

 また、元となったPS2版「もじぴったん」を踏襲し、2人で対戦もできるようだ。

【スクリーンショット】
「もじぴったん」の操作性やルールはそのままに、「ゼノサーガ」用語をプラスしたもののようだ


■ 6人のキャラクタの視点から描く「ぜのコミ」

 「ゼノサーガ」の外伝的アドベンチャーゲーム、と銘打たれている「ぜのコミ」は、本作オリジナルのコマンド選択式アドベンチャーゲーム。1ストーリーがシオン、KOS-MOS、ジギー、M.O.M.O.、ケイオス、Jr.の6人それぞれの視点から描かれており、シニカルかつコミカルにゼノサーガワールドを斬っていくという内容となっているそうだ。

■ 3つのゲームの進行と連動した用語解説「エンサイクロペディア オブ ゼノサーガ」

 広大で膨大な「ゼノサーガ」ワールド。そのテキストや設定画、ムービーや音声などを盛り込んだデータベースがこの「エンサイクロペディア オブ ゼノサーガ(以下エンサイクロペディア)」。キーワード選択式になっており、「EPII」体験版、「ぜのぴったん」、「ぜのコミ」それぞれの進行度合いに応じて閲覧項目が段階的に増えていく。「エンサイクロペディア」の全ての内容を見るには、残り3つも十分堪能する必要があるが、こう考えるとそれぞれの難易度はそれほど高いものにはならないだろう。

【スクリーンショット】
キーワードに応じて、グラフィック、ムービー、ヴォイスなどが見たり聞けたりするようだ。前作の復習としても役に立つだろう


(C) 2004 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□モノリスソフトのホームページ
http://www.monolithsoft.co.jp/
□製品情報
http://www.namco-ch.net/xenosaga2/index.html
□関連情報
【11月7日】東京国際CG映画祭「TIGRAF」
3日目はゲーム特集
クリエイターの生の声が満載
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031107/tigraf.htm
【9月26日】TGS2003ブースレポート~ナムコ編~
「R:Racing Evolution」、「塊魂」など
良作が大量プレイアブル出展
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030926/namco.htm
【7月21日】「ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]は
Jr.が主役? 限定版も発売決定
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030721/ep2.htm
【7月21日】「モノリスソフト新作発表会」開催
「バテン・カイトス」、「ゼノサーガEPI リローディッド」ムービーが上映される
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030721/namco.htm
【7月18日】ナムコ「ゼノサーガ エピソードII [善悪の彼岸]」発表
詳細は21日のモノリスソフト新作発表会で明らかに?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030718/x_ep2.htm

(2003年12月12日)

[Reported by 佐伯憲司]


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