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コナミ、PS2「K-1 WORLD GRAND PRIX 2003」 |
開催場所:東京ドーム
株式会社コナミは、11月27日に発売したプレーステーション 2用ゲーム「K-1 WORLD GRAND PRIX 2003(以下K-1 2003)」を12月6日、東京ドームで開催された「K-1 WORLD GRAND PRIX」の決勝戦に出展した。
会場前には多くの格闘ファンが詰めかけ各種スポンサー企業のブースもにぎわっていた。その中でもダントツの注目を集めていたのがコナミブース。14時30分頃はそのにぎわいがピークに達しており、かなり数多くの試遊台が出展されていたにもかかわらず、常に待ち行列がズラッとできあがるほど。
やはり人気のK1ファイターを自分で操作し、豪快なKO劇を体感できるのだから無理もないだろう。友達と2人で並んで対戦する人もいれば、1人で黙々とプレイする人もいて、そのスタイルは千差万別だが、みんな目がマジ。これから本物を見ると言うこともあって、みんなゲームでも気分を高めているようだった。
会場を訪れていた同作プロデューサーの汾陽佳太氏は「今回はオリジナルのファイターを育てるモードを入れたが、皆さんに気に入ってもらえたようだ」とコメント。K1ファイターのモーションはすべてモーションキャプチャーによるものであるため、収録時に各ファイターに話を聞き、ゲーム作りにも生かしているという。もちろん来年もK1の大会は開催される予定だが、ゲームの制作についても「もちろん考えている」という。毎年、新しい選手が登場するが、特に今年は新旧交代が激しくレミー・ボヤンスキー選手が優勝するなど、予断を許さない状況。ゲームも平行して作られていることからその苦労は大変なものだろう。来年も育成モードの充実は進めていくという。
11月行なわれたゲーム大会では最下位担った編集社が罰ゲームとしてこのイベントでお客さんの相手をするという企画があったが、そこで最下位となったジーパラの編集さんが屈辱の“Loser”看板を背負って接客を行なっていた。相手のプレーヤーに教えながら、時には突き放したプレイは(接待プレイなしに!)、お客さんを楽しませていたようだ。でも、あれだけ宣伝してもらえるなら、“敗者”もオイシイかも(笑)。
14時30分頃の様子。とにかくどの試遊台もかなりの人垣で、常に待ち行列ができている状態。プレイしているのはジーパラの編集さん。11月に行なわれたゲーム大会で屈辱の最下位。しかし、これだけ宣伝してもらえればそれはそれでオイシイかも…… |
(2003年12月7日)
[Reported by 船津稔]
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