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世界の童話をモチーフにしたMMORPG |
戦闘シーンも、どことなくファンシーな雰囲気 |
「童話王国」は、世界中で親しまれている数々の“童話”をモチーフにしたMMORPG。現実の世界と結ばれ、その想像力で支えられている“童話王国”がゲームの舞台。現実の世界にいる生き物、いない生き物が大勢いる童話世界は、子供たちに楽しさを、大人たちにくつろぎを与え続けてきた。想像力によって生まれた童話は、読んだ人の想像力を刺激してさらに膨らみ、童話世界はとこしえに繁栄するかに見えた。
だが、時代の流れや変化が、童話世界に危機をもたらした。シニカルになっていく子供たちは童話に興味を持たなくなり、次第に話を信じなくなってしまったのだ。このままでは、童話世界はいつの日か完全に消滅してしまう。王国の住民たちは会議を開いて、対策を話し合う。
白雪姫、マッチ売りの少女、シンデレラ、ピノキオ、魔女連盟、継母連盟、王子と姫など、童話のキャラクタたちがゾクゾクと集合。朝から晩まで議論を続けるが、これといった意見が出ない。それもそのはずで、童話のキャラクタたちは、基本的に単純な人ばかり。結局何も決まらないまま、住人は童話王国に住む賢者のもとを訪れて意見を求める。 だが、偉大な賢者も、やはり童話世界のキャラクタ。みなに迫られて出した結論は、次のようなものだった。
「童話はここにある。疑問をもっている人は、童話に参加すればよい」
童話王国の住民たちは、現実世界の住人に童話世界にきてもらい、物語に参加してもらうことで、改めて“童話を知ってもらう”ことに決定した。参加するのは、もちろん“プレーヤー自身”ということになるわけだ。
童話の世界に降り立ったプレーヤーには、さまざまな任務(クエスト)が依頼される。クエスト数は100以上。ひとつひとつをクリアしていくことで、キャラクタが少しずつ成長していく。プレーヤーキャラクタは、人間、エルフ、ドワーフから種族を選択。所属する国、出生地により、初期能力値や成長度合いが異なってくる。
冒険は、ひとりだけではなく「幻獣」と呼ばれるパートナーがサポートしてくれる。幻獣は一緒に戦うことでレベルが上がっていき、親密度によって実体化して武器、鎧と融合するなど、さまざまな形でプレーヤーを手助けしてくれる。ただし、長期間放置していると親密度が薄れてしまい、プレーヤーのもとから逃げ出すこともある。
ゲーム中に登場するアイテムは、「仕事技術」というスキルを習得すれば、プレーヤー自身で作ることが可能。ただし、ひとりのプレーヤーキャラクタが持てる仕事技術には限りがあるため、すべてをまかなうことはできない。また、それぞれ異なった技術を持つプレーヤーが集まり力を合わせれば、ひとりでは絶対に作れない強力なアイテムを生み出すことも可能。作れるアイテムは、500種類以上が用意されている。
【スクリーンショット】 | ||
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□サクセスのホームページ
http://www.succes-corp.co.jp/
□「GAMESPACE24」のホームページ
http://gamespace24.net/
□「童話王国」公式サイト
http://gamespace24.net/f-kingdom/index.html
□関連情報
【2001年6月20日】サクセス、オンラインゲームポータル「GAMESPACE24」開設
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010620/success.htm
(2003年11月26日)
[Reported by 北村孝和]
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