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ブロードゲーム、MMORPG「MIXMASTER」の日本展開を発表 |
12月2日クローズドαテスト開始
株式会社ブロードゲームは、本日都内のホテルにおいて、韓国XAI MEDIAが開発しているMMORPG「MIXMASTER」の国内展開に関する発表会を開催した。これに合わせ、公式サイトでは同作のクローズドαテストの募集も開始された。募集人数は1万名としている。
挨拶を行なうXAI MEDIA社長Lee Seungsup氏(右)。左はブロードゲーム代表取締役社長崔正浩氏 |
スペシャルゲストとして登場したアイドルの若槻千夏さん |
会場の後ろには、仲間にできるモンスターのイラストがずらりと並べられていた |
子供にも親しみやすい柔らかい雰囲気のゲーム画面。ライバルタイトルはNEXONの「テイルズウィーバー」になるだろうか |
同作の特徴は、“メイト”と呼ばれる従属モンスターと一緒にパーティーを組んで戦えるというソロプレイを重視したゲームデザインにある。メイトは最大3人まで呼び出すことが可能で、プレーヤーキャラクタ同様、レベルアップも可能。一度メイト化したモンスターはアイテムのように持ち歩くことが可能で、状況に応じてメイトを入れ替えながら4人(1人+3匹)によるパーティープレイを楽しむことができる。
モンスターをメイトにするには、“コア”と呼ばれる休眠状態化したモンスターの基礎が必要で、これはモンスターから得ることができる。手に入れたコアをミックスマスターの手で回復させるとメイトにすることができる。
そして、ゲーム内の大きな魅力となっているのが、コア同士を掛け合わせて、さらに強力なメイトを合成できるミックスシステム。基本的には、男女のコアを用意して、GP(お金)を払って合成マシンにかけると、新たなメイトが1体誕生するという仕組み。
メイトのレベルは、掛け合わせた両コアのレベルのちょうど中間になり、掛け合わせる前にコアのレベルも上げていると、新しいメイトの上限もアップされる仕組み。掛け合わせの法則は確定しているものの、まれに法則外のレアメイトもできたりするようだ。コレクション好きな日本ユーザーに強くアピールできるゲームシステムといえる。
その一方で、実際のゲームプレイは、バードビュー固定による2Dグラフィックで、ちょうど「ドラゴンクエスト」シリーズのような4人パーティーでぞろぞろ歩きつつ、全員で周囲の敵を殴るというシンプルな内容になっている。バトルシステムはリアルタイム制で、全員で攻撃を仕掛けたり、一体一体に別々のターゲットを指定することも可能だ。
現時点では直接攻撃か、魔法か、スキルかという3択のみで、AI操作のメイトの存在意義がペットの域を出ず、扱いが今ひとつ明確ではない印象だが、将来的にはPvPもサポートし、メイトの数も現状で230種類以上もあるということで、自分だけの精鋭部隊を育成できるという楽しさはある。12月2日からはさっそく一般ユーザーを対象にしたαテストも実施されるので、気軽に参加してみてはいかがだろうか。
若槻千夏さんがプレーヤーとなってゲームのデモンストレーションが行なわれた。プレイ後、「ぜひやりたいです」とコメントした |
エリアの数は全部で33。街ではメイトの合成(ミックス)や露店を開いたり、他のユーザーとコミュニケーションを取ることが可能。シンプルなゲーム性でMMORPG初心者にお勧めのタイトルだ |
(C) 2003 Brood Game, Inc/ XAI MEDIA Co.,Ltd.All rights reserved.
□ブロードゲームのホームページ
http://www.broad-game.com/
□「MIXMASTER」のホームページ
http://www.mixmaster.jp/
(2003年11月26日)
[Reported by 中村聖司]
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