価格：6,800円

　株式会社セガは、ドリームキャストおよびニンテンドーゲームキューブ向けに発売した「ソニックアドベンチャーデラックス」のPC版を12月18日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格は6,800円。PC版オリジナル特典として「ゲームギア」時代の全ソニックタイトル12本と、デスクトップアクセサリを同梱する。

めくるめくハイスピードアクションが魅力の「ソニックアドベンチャーデラックス」

ゲームモードは4種類。GC版で追加された「プチゲームコレクション」も収録

　「ソニックアドベンチャー」は、ドリームキャストと同時発売され、累計50万本以上のヒットを記録したシリーズ初のフル3Dタイトル。その後、ビジュアル等を強化して「デラックス」として、ニンテンドーゲームキューブに移植されたが、PC版はこのニンテンドーゲームキューブ版を完全移植したものだ(GBAとの連係機能は省かれている)。

　ゲーム内容を改めて紹介しておくと、ゲームには主人公ソニックのほか、テイルス、ナックルズ、エミー、ビッグ、E-102ガンマの総勢6名が登場し、それぞれプレーヤーキャラクタとして操作することができる。ゲーム内容は、シリーズを通してお馴染みのハイスピードアクションが堪能できる「アクションステージ」と、同作で初めて導入されたソニックストーリーが堪能できる「アドベンチャーフィールド」の2種類を用意。

　そのほか、フィールド内に隠されているミッションを捜し出して、ひとつひとつクリアしていく「ミッションモード」も用意。それぞれのミッションでは、各キャラクタ特有のスキルを活用する必要があり、全キャラクタをフルに使ってゲームを楽しめる。アクション好きなやりこみ派ゲーマーには持ってこいのモードだろう。

　PC版オリジナル機能としては、最大1,280×1024ドットまでの高解像度表示モードと、ウィンドウ表示モードなどが挙げられる。操作は、ゲームパッドのほか、マウス&キーボードでの操作にも対応している。

個性的な6人のキャラクタたち

　なお、ゲーム内で一定の条件を満たすことで、ソニックに関連した12本のゲームギアタイトルがプレイできるようになる。収録タイトルは以下のとおり。日本未発売タイトルも含むなど、「ソニック」ファン必携のタイトルといえそうだ。

・ソニック・ザ・ヘッジホッグ('91年　アクション)
・ソニックドリフト('94年　レース)
・ソニック&テイルス('93年　アクション)
・ソニックピンボール(テーブル　日本未発売)
・ソニックラビリンス('95年　アクション)
・ソニック・ザ・ヘッジホッグ 2('92年　アクション)
・Dr.エッグマンのミーンビーンマシーン(パズル　日本未発売)
・ソニック&テイルス 2('94年　アクション)
・ソニックドリフト 2('95年　レース)
・テイルスのスカイパトロール('95年　アクション)
・Gソニック('96年　アクション)
・テイルスアドベンチャー('95年アクション)

「ソニック」ブランドはゲームギアで誕生した。ファーストタイトル「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」はぜひともプレイしておきたいところ

ゲームキューブからの移植タイトルなので、高解像度でプレイしようとすると、Pentium 4クラスのCPUと、ビデオメモリ64MB程度の3Dカードが必要になる

Original game (C) SEGA (C) SONICTEAM/SEGA, 2003

□セガのホームページ
http://sega.jp/
□「ソニックアドベンチャーデラックス」のホームページ
http://sega.jp/pc/sonicdx/

(2003年11月12日)

[Reported by 中村聖司]

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