価格：5,800円（税別）

サイドビューを採用。バックはTV同様のロケ現場からデータを収集

　株式会社バンダイは、テレビ朝日系列で放送中の「仮面ライダー555」のプレイステーション 2版対戦アクションゲームを12月18日に発売する。価格は5,800円。

　同作品は、スマートブレイン社が生み出した新たな人類であるオルフェノク、そして、同じくスマートブレインによって作られた3本のベルトで「変身」する仮面ライダーたちを描いた石ノ森章太郎原作の「仮面ライダー」シリーズ最新作。「ファイズドライバー」でファイズに変身する乾 巧と、スマートブレイン前社長の養娘として育てられた園田真理の出会い、事故で一度は命を落としたが、謎の復活を遂げた木場勇治といじめに合い命を落としたはずの長田結花との出会い……縦横に張り巡らされた伏線が絡み合うストーリーに、子供向け番組の領域を超えた作りこみがなされ、幅広い層から好評を博している。

キャラクタモデルは実際のスーツを研究して再現されている

　PS2版では、3人の仮面ライダー、「ファイズ」、「デルタ」、「カイザ」はもちろん、オルフェノクも多数登場。また、オルフェノク疾走態やロボットに変形するスーパーバイク、「オートバジン」なども登場。原作の要素をあますところなく取り入れてある。

　原作を生かした要素としては、ゲームシステムもそのひとつにあげられるだろう。敵を攻撃し、攻撃がヒットするごとにチャージゲージが上昇、一定量で使用できる「ウェポンチェンジシステム」は、最大までチャージすることで必殺技も使用可能。必殺技発動中は連打ゲージが出現、指示されたボタンを連打するのだが、防御側もこれを連打することで応戦できる。また、ライフゲージが半分以下になると、アタックゲージが点滅。支援キャラによる援護や、形態変化による強力な支援技が発動する。この時点で支援キャラにバトンタッチ。ここでも連打による攻防が行なわれる。

攻撃がヒットすることにって、アタックゲージがチャージされていく	支援技の発動。ボタン連打で攻防の駆け引きが用意されている

アタックゲージがチャージされれば、ウェポンチェンジが可能。フルチャージで必殺技も発動できる

ファイズの必殺技、クリムゾンスマッシュもばっちり再現されている

　また、ゲームモードも原作ファン納得の内容。多彩なプレーヤー層に対応すべく、各種ゲージの活用法や基本的な戦い方をTV版のキャラクタ音声でレクチャーしてくれる「レクチャーモード」、使用キャラクタと関係の深いキャラクタ（CPU）と戦う「チャレンジモード」、チャレンジモードで集めたポイントを使って遊ぶ「スロットマシンモード」に加え、チャレンジ、スロットマシンで手に入れたカードピースを4枚そろえることで出演俳優によるセリフが堪能できる「ギャラリーモード」なども用意されている。

ポイントを使ってスロットゲームで遊ぶ「スロットマシンモード」	ギャラリーモード画面。原作ファンにはたまらないキャラクタボイスが聞ける

(C)2003 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
(C)BANDAI 2003

□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□製品情報
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/kamen555/

(2003年11月12日)

[Reported by 佐伯憲司]

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