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カプコン、PS2「PRIDE GP 2003」発売記念イベント
コールマンなど5選手のトークショーを開催

11月10日 開催

PRIDEオフィシャルファンクラブ会員限定イベントと共催ということで、会場には約120人ほどが詰め掛けた
 株式会社カプコンは、プレイステーション 2用ソフト「PRIDE GP 2003」の11月13日発売を記念して、PRIDEファイター5人によるトークショーを開催した。

 本イベントは、ゲームのモチーフとなっている総合格闘技イベント「PRIDE」を主催する株式会社ドリームステージエンターテインメントとの協力により、PRIDEオフィシャル会員限定イベント“ファンの集い”との共催という形がとられており、ファンクラブによる「PRIDE GP 2003」ゲーム大会も行なわれた。

 トークショーには、マーク・コールマン、アリスター・オーフレイム、ヒース・ヒーリング、ケビン・ランデルマン、クイントン“ランペイジ”ジャクソン(以下敬称略)ら5選手が参加。このうち、ヒーリング、ランデルマン、ケビンら3選手は前日の11月9日「PRIDE GP 2003」で激闘を繰り広げたばかりにも関わらず、元気な姿で集まったファンに笑顔をふりまいていた。

 トークショーは、昨日行なわれた「PRIDE GP 2003」の感想からスタート。全選手とも「過去最高の大会だった。素晴らしかった」といい、新たな対立の構図として導入された「PRIDE対UFC」についても、興味深い試みだったとコメント。ミドル級トーナメントに参加したクイントンは「トーナメントに出場できたことを誇りに思う。ローッカールームでもさまざまなアドバイスを受けることができたり、素晴らしい人間性を持った選手ばかり。優勝できなかったのに、今日こうして握手を求めてくれることが嬉しい」とコメント。

 もっとも印象に残った試合については、「ひとつを選ぶのは非常に難しい(コールマン)」としながらも、ほぼ全選手が「クイントン“ランペイジ”ジャクソン対ヴァンダレイ・シウバ」、「ミルコ・クロコップ対アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」をあげた。ここで印象的だったのが、随所でジョークやツッコミをいれて大笑いするケビンとクイントンの姿。前日、物凄い形相で対戦相手に拳を振り下ろしていた人たちとは、とても思えないはしゃぎっぷり。

 トークショーは、中盤からケビンとクイントンのハイテンションに引っ張られる形で進行。「誰と戦いたいかって? 島田レフリーだ。コテンパンにやっつけてやる。ホンットにアタマにきた。シウバ戦のとき、せっかく俺が勝ってるのに、何故あのとき立たせた!? イエロカードをもらったんで、さらにムカついてる。そういえば、島田はどこだ? いたら、ここに連れてきてくれ。ジャンピング・ニーでも何でも叩き込んでやる!(もちろんジョーク)」など、リング上も真っ青の暴走っぷり。その饒舌さは、司会者が強引に話題を変えなければならないほど。随所で会場を笑いの渦に叩き込んでいた。

 ちなみにクイントンは、前回来日時に「俺が(PRIDEの)ゲームに出ていない!」ことが大変不満だったという。今回、見事ゲームへの参戦を果たしており「非常に嬉しい。今まではコールマンとかケビンを使っていたけど(笑)ようやく自分で自分のゲームができるようになった」とコメント。

 自分がゲームのキャラクタになっていることについては「自分で操作したら、すぐやられちゃった。PRIDE初代チャンピオンなのに、俺はなぜあんなに弱いんだ!(笑) あと、もう少し指の動きを……」とコールマンがコメントしたところで、ケビンとクイントンが指を怪しく動かしはじめて、それを見たコールマンが爆笑。怪しいパフォーマンスとともに、とても通訳できない会話が暴走を極めたところで、収集がつかないまま爆笑のうちにトークショーは幕を閉じた。

【会場風景】
イベント開始直前。この時は全員カッコよかったのに……。左端のふたりがクセモノ 会場内でゲームに興じる。オーフレイムは自分のキャラで他の選手を連破していたとか しばらく様子を見ていたが、横にある桜庭選手の紙製ポップには目もくれず……
フレンドリーで落ち着いた交流風景。選手はきさくな人ばかり ここまでは、比較的マジメにコメントが続くのだが…… 「さぁ、皆さんご一緒に~♪」……って、コラコラ!!
【ゲーム大会】
ゲーム大会は、ファンクラブとプレスごとに別ブロックで開催された。決勝トーナメントに進むのは、各ブロックの代表が1名ずつ、計8名で争われた。予選~準決勝は1本勝負で、決勝戦は2本先取。組み合わせは、奇しくも昨年開催されたカプコン「UFC」ゲーム大会と同じ顔ぶれ。双方が1本を取る激戦の末、「UFC」では2位に甘んじたゲーム情報サイトeg(イージー)が優勝。見事雪辱を遂げた。このあと、プレゼンターのケビンが、例の怪しいポーズを披露しながら登場。受賞者を素通りしてコンパニオンのほうに歩くなど、さまざまなお約束をカマしつつ(上写真左)退場。ちなみに、本イベント当日は本作のプロデューサーである竹内氏の誕生日。「今年から(健康診断は)要バリウム」というネタはすべったものの、全員から暖かい拍手が送られた



「PRIDE GP 2003」
ケビン・ランデルマン選手の直筆サイン入りTシャツを1名にプレゼント!!

 イベントで開催されたゲーム大会ですが、GAME Watchは決勝トーナメントまで駒を進めたものの、1回戦であえなく玉砕。一応、決勝トーナメントには進めたということで「PRIDE GP 2003」ケビン・ランデルマン選手の直筆サイン入りTシャツを頂戴したわけですが。

 そこは、負けてしまった“セルフ罰ゲーム”ということで。1名様にプレゼントいたします。サイズは「M」ですが、ファンの人は着用せずに鑑賞するのもアリかと思われます。どしどしご応募くださいませ。


【応募方法】

応募締切  :11月17日 12:00(正午)まで
当選発表  :商品の発送をもって代えさせていただきます
応募方法  :下記のフォームに入力して、送信してください

※ 応募フォームの送信はSSL対応ブラウザをご利用ください。SSL非対応のブラウザではご応募できません。
※ ご回答いただいた内容(データ)は、当選者の選考および、プレゼントの発送にのみ使用し、その他の目的で使用することはありません。

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□カプコンのホームページ
http://www.capcom.co.jp/
□「PRIDE」公式サイト
http://www.so-net.ne.jp/pride/
□製品情報
http://www.capcom.co.jp/PRIDE_GP/
□関連情報
【2003年9月1日】「PRIDE GP 2003」新システム紹介 - 重要性が増したポジション取りを再現 -
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030901/pride.htm
【2003年9月1日】アーケードに参戦! カプコン、「PRIDE GP 2003」8人の選手を紹介
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030901/prd.htm

(2003年11月10日)

[Reported by 北村孝和]


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