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エレクトロニック・アーツ、オンライン対戦も可能なFPS |
「メダル オブ オナー ライジングサン」は、昨年10月に発売された、プレイステーション 2用「メダル オブ オナー 史上最大の作戦」の続編となるFPS。舞台を欧州戦線から太平洋戦争へと移し、真珠湾攻撃に生き残ったアメリカ軍兵士の視点で過酷なミッションをクリアしていく。膨大な資料と太平洋戦争専門の研究者による監修によって作られたマップや、現存する銃器から録音したサウンドを使い、当時の戦場をリアルに再現しているという。
ゲームシステムの面では、マルチプレイが大幅に強化されている。スタンドアロン環境では、画面2分割による協力プレイ専用シナリオや、4画面分割での4人対戦専用マップなどが用意されている。また、ネットワークアダプタを用いたオンラインプレイにも対応しており、世界中のプレーヤーと対戦が楽しめる。さらにオンライン対戦については、サーバー使用料などの課金もないと発表している。
このほか、ゲームボーイアドバンス用「メダル オブ オナー」も、12月18日に発売される。価格は4,800円。
舞台は第2次世界大戦のアフリカを含めた欧州戦線全域。プレーヤーはアメリカOSS(戦略情報事務局)のエージェントとして、連合軍の侵攻支援を行なう。ゲームは俯瞰視点のアクションと、擬似3Dシューティングの2モードを搭載している。
また、ゲームキューブ版「メダル オブ オナー ライジングサン」と接続することで、隠しミッションが登場する。逆にゲームキューブ版には、ゲームボーイアドバンスの画面がレーダーとして使用できるなど、互いの連携も組み入れられている。ゲームキューブ版の購入を考えている方は、ゲームボーイアドバンス版にも注目しておいてほしい。
■ マルチプレーヤーモード
オンラインゲームを始めるには、メインメニューから「オンラインマルチプレイ」を選択。ゲームを主催する場合は「ゲームを作成」を、誰かが作成したゲームに入る場合は「ゲームに参加」を、それぞれ選んで×ボタンを押す。
「ゲームを作成」を選んだ場合は、マップ、武器セット、サーバー名、パスワード設定の有無、プレイ人数、時間と得点の制限、手榴弾の種類、ボイスチャットの有無、同士撃ちを設定。リージョン(地域別サーバーグループ)を選んで決定し、参加者が集まったら「ホスト開始」を選べばゲームが始まる。
「ゲームに参加」する場合は、接続したいリージョンを選択後、リストに表示されているゲームのなかから好きな戦場を選んで×ボタンを押す。ゲームリストは、更新および並べ替えが可能。また、フレンドリストに記載されているプレーヤーにはスマイルマークが表示される。
「オンラインマルチプレイ」では、自分以外のすべてが敵になる「デスマッチモード」と、 最大4対4人で連合軍と枢軸軍にわかれて戦う「チームデスマッチモード」がプレイできる。ルールは、どちらも制限時間内に一番多くのスコアをあげたプレーヤーまたはチームが勝利者となる。マップは、ゲーム本編をフィーチャーしたマルチプレイ用が9種類。いずれも対戦向けにチューニングされており、白熱した戦いが楽しめる。
USBヘッドセットがあれば、ボイスチャットが可能。セレクトボタンを押しながら話せば、デスマッチでは全員に、チームデスマッチでは味方だけに音声が伝わる仕組みになっている。
(C) 2003 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved.
□エレクトロニック・アーツのホームページ
http://game.watch.impress.co.jp/
□「メダル オブ オナー ライジングサン」のページ
http://www.japan.ea.com/teaser.phtml?ProductCode=ESPD-7046(PS2版)
http://www.japan.ea.com/teaser.phtml?ProductCode=ENGC-7009(GC版)
□関連情報
【10月3日】エレクトロニック・アーツ、全開発スタジオにTHX認証基準を導入
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20031003/ea.htm
(2003年11月10日)
[Reported by 石田賀津男]
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