東証、日本ファルコムの東証マザーズ上場を承認 12月2日に上場予定。「イース」オンラインゲーム化を計画
10月27日 発表
株式会社東京証券取引所は、日本ファルコム株式会社の東証マザーズ上場を10月27日に承認したと発表した。上場予定日は12月2日で、上場時発行済株式総数は9,700株(公募1,000株を含む)。
マザーズは、将来的に成長および拡大が期待される事業、新技術に基づく事業を行なっている企業を対象に、東証が開設している市場。上場時は、公募が1,000株以上、売り出しにより新規に300名以上の株主を作る、時価総額が5億円以上、開示される財務諸表に関する監査意見が適正であることなどが条件とされている。
日本ファルコムが東証に提示した資料およびリリースによれば、同社は看板タイトルである「イース」のオンラインゲーム化を計画しているという。オンラインゲーム化に際しては、10月4日に韓国のゲームポータル運営会社「Plenus Entertainment Inc.」、オンラインゲーム開発会社の「eSofnet Corporation」と、三社合同で全世界に向けて事業を展開することで基本合意。サービス開始日などの詳細については現在協議中で、決定次第契約を締結するとしている。
古くからの「イース」ファンにとっては「青天の霹靂」にも等しい内容だが、リリースによれば「協議の内容如何では、当初の目的を果たせず(オンラインゲーム化を)断念する可能性がある」としている。よって、まだ確定事項ではないため、同社からの正式発表が待たれるところだ。
□東京証券取引所のホームページ
http://www.tse.or.jp/
□日本ファルコムのホームページ
http://www.falcom.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.tse.or.jp/listing/new/200312/12nihonfalcom.html
(2003年10月27日)
[Reported by 北村孝和]
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