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Mystix Studios、「THE ENTENTE World War I Battlefields」を11月28日に発売
第一次世界大戦をモチーフにしたロシア産集団戦RTS

11月28日発売予定

価格:オープンプライス

 株式会社シャルラクプラスのゲーム部門Mystix Studiosは、ロシアのデベロッパーLesta Studioが手がけたリアルタイムストラテジー「THE ENTENTE World War I Battlefields」を日本語化して11月28日に発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、価格はオープンプライス。

街で出撃を待つ大部隊。内政システムがどうなっているのか気になるところだ
陸海空を股に掛けた戦闘。複葉機はともかく、戦艦の建造費はいくらぐらいなのだろう?
 「THE ENTENTE World War I Battlefields」は、1914年から'19年まで行なわれた第一次世界大戦をフォーカスしたリアルタイムストラテジー。ヨーロッパのRTS市場で一世を風靡したGSC Game Worldの「Cossacks」のゲームエンジンを採用し、数千ユニット単位の大規模な会戦をサポート。これにより、陸海空で展開される近代戦をダイナミックに表現している。

 登場国家は、当時の主要参戦国であるオーストリア、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアの5カ国で、それぞれ異なるキャンペーンシナリオが用意されている。米国のPCゲームの市場規模を考えれば、登場国に米国の存在を抜きにすることはできないはずだが、史実どおり主要国のみにしているところがいかにもヨーロッパ産らしい。

 登場ユニットは、歩兵や騎兵、野砲、戦艦、巡洋艦といったオーソドックスな兵器に加え、第一次大戦で初めて実戦投入された戦車や航空機なども登場。これまで第一次大戦を扱ったRTSはあるにはあったが、第一次大戦のみというRTSは本タイトルが初めてだろう。ドイツのツェッペリン飛行船や同じくドイツの戦略爆撃機ゴータG3など、これまでゲームではあまり見ることの出来なかったレア兵器がたっぷり登場するようだ。

 ゲームモードは、5カ国50マップに及ぶ「キャンペーンモード」のほか、単一マップのみをプレイする「ミッションモード」、最大8人まで同時対戦が可能な「マルチプレイ」を用意。ランダムマップシステムを採用しているため、プレイするたびに異なるマップで対戦が楽しめる。戦史ファンには要注目のRTSといえそうだ。

歩兵、戦車、戦艦。RTSは現代戦に近づくほど大味になるものだが、兵器間のバランス調整はどうなっているのか気になるところだ

(C) 2003 Buka Entertainment. (C) 2003 Lesta Studio.

□Mystix Studiosのホームページ
http://www.mystixstudios.com/

(2003年10月22日)

[Reported by 中村聖司]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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