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トミー、年始エリア商談会を開催 |
今回も音声を独自に解釈しリズムを取って踊るボトルキャップ「キグルミクス」など、革新的なギミックではないが、面白い商品を並べていた。
■ リズムにのってボトルキャップが踊り出す「キグルミクス」
まずはデザインが可愛らしい。アタッチメントのキャップを取り付けるとボトルキャップとなる |
細かいバックグラウンドの設定があり、着ぐるみの劇団員という設定になっている。第一弾となる「The 1st team」では“カエル”や“イヌ”、“ヒヨコ”の着ぐるみを着たフィギュアで、カラーがそれぞれブルーやピンクなど用意されている。
着ぐるみなので、頭の“かぶりもの部分”を取り外すこともでき、付いてくる小道具をフィギュアの頭にかぶせることもできる。小道具にはマスカラやキャンディのほか、帽子、ヘルメット、アフロヘア (!) 等が用意されている。この小道具はフィギュアに1点添付しているが、どの小道具が入っているのかは買ってみないとわからないという、オマケ要素となっている。
ボタンを押すと踊り始めるが、外部からの音声を長音と短音に分け、独自の解釈でリズムとして判断し、独特のリズムで踊るシステムとなっている。電源はボタン型電池2つで台座部分に収めることになる。
また添付されているボトルスタンドにフィギュアをセットすると、ボトルキャップフィギュアとしても利用可能。とにかくシンプルなデザインながら、可愛らしく目を引くアイテムだ。手軽な商品なので、コンビニエンスストアで展開すると一気にブレイクするかもしれない。
■ もっと手軽に楽しめる子供向け「evio Jr.」
この夏に発売され注目を集めたヴァイオリン型のおもちゃ「evio」。順調にカセットが販売されているが、年末にかけては協力プレイという新フィーチャーを用意している。これは2台のevioを「evio専用コンチェルト通信ケーブル (11月発売予定980円)」で接続すると楽しめる。
とはいえ通常のカセットでは対戦モードとなるのだが、11月発売予定の「eM13 コンチェルトセレクション1」や、12月発売予定の「eM16 高嶋ちさ子セレクション」に収録されている2曲のようにふたりで違ったパートを引くことができるモードが収録されたカセット (曲データ) であれば、協力プレイができるわけだ。それぞれ違ったパートを演奏し、ハモることもできる。
また、「evio」は欲しいけどまだプレイできないような小さな女の子をターゲットに、本体サイズを半分程度に収め、機能的にも簡略化させた「evio Jr.」が2004年2月に発売される。価格は3,500円。
「evio」はテレビに繋いで、画面に現われるマーカーに合わせて弦を左右させヴァイオリンを弾いている用に演奏できる玩具で、カセットを本体に差し込むことで曲の追加も可能となっている。しかし、「evio Jr.」はテレビへの接続もカセットによる曲の追加もできない。センサーも搭載されておらず、機能を徹底的に簡略化して、収録されている曲を自分のテンポで進めていく機能に絞り込まれている。そのかわり同梱されたマイクを本体に接続することができ、曲にあわせて歌うことができるという新機能を搭載している。
「evio」がまだ難しいといった小さな子供達、「evio Jr.」でもまだ難しい子供達にはお母さんが演奏し、それに合わせて子供は歌を歌って遊ぶことができる仕組みが用意されている。本体には50曲が収録され、うち40曲が童謡。もちろん歌詞カードもついてくる。
「evio Jr.」。発売中の「evio」の半分くらいの手軽なサイズ。カートリッジ挿入口などはないが、マイクを差し込んで演奏に合わせいっしょに歌うことはできる | 「evio」用の新作カセット。単純に曲が増えていっているわけではなく、ふたり協力プレイ用のカセットなど色々と趣向が凝らされている | ふたり協力プレイのための「evio専用コンチェルト通信ケーブル」。11月に980円で発売される予定 |
■ その他
(2003年10月16日)
[Reported by 船津稔]
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