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第10回鉄道フェスティバル12日まで開催
「Train Simulator+電車でGO! 東京急行編」最新バージョンに長蛇の列

会期:10月11日~12日 開催

会場:日比谷公園噴水広場前

 毎年、10月14日の鉄道の日にあわせて開催される「鉄道フェスティバル」が今年も東京の日比谷公園噴水広場前で開幕した。開催期間は10月11日と12日の2日間。

 このイベントには、JR西日本や2004年に九州新幹線「つばめ」の営業が始まるJR九州、私鉄各社をはじめ、鉄道関連企業が一堂に会する。普段手に入らない鉄道グッズが手に入る機会でもあるため、多くのファンが詰めかける。ゲーム、玩具関係では「電車でGO!」を発売しているタイトーや、「デジQトレイン」を発売しているコナミ、プラレールを発売しているトミーなどが出展することが多い。今年もこの3社が出展している。


■ タイトーブースでは最新版「Train Simulator+電車でGO! 東京急行編」を出展

 タイトーブースでは、12月18日の発売が予定されているプレイスーション 2用ソフト「Train Simulator+電車でGO! 東京急行編(制作:音楽館)」をはじめ、「電車でGO! 新幹線編 山陽新幹線」、「電車でGO! プロフェッショナル2」が出展されている。時間帯さえあえば体験版の配布なども行なっている。とにかくいつ行っても多くの人が試遊台に並んでいて、大変な人だかりとなっている。

 しかしなんと言っても注目なのは発売前のタイトルとなる「Train Simulator+電車でGO! 東京急行編」だろう。11日は、1回のゲームが7分程度で終了する特別に用意されたモードだったにもかかわらず3台の試遊台にかなりの多くの人が並んでいた。  用意されたバージョンは東京ゲームショウ同様に性格が違ったものとなっている。難易度“中”として用意されている1台は、「電車でGO!モード」で“「各停」長津田~南町田(20-071)”を8500系で運転できる。難易度“高”で用意されているのは、5000系で運転する“「急行」三軒茶屋~二子玉川(17-091)”。最後に難易度“激難”となるのが“「通勤特急」中目黒~渋谷(05-072)”で運転できるのは9000系。高難易度と激難モードはトレインシミュレータモードとなる。「好きな車両を選択できないのか?」といった話もあるが、“シミュレータ”であるため、現実にそこで走行している車両が決まっているので、それぞれ運転できる車両は決まってくる。

 東京ゲームショウからそれほど日数がたっていないが、出展されているのは先日とは違うバージョンとなっている。今回のバージョンでは新たに画面の下にATCの速度表示が現われるようになっている。ちなみにゲーム自体はほぼ完成で、車内放送のタイミングなど細かいところの調整を残すのみとなっているという。カシオペアのキーボーディストとしても活躍中ながら、大の鉄道好きで知られ、Train Simulatorシリーズを手がけているプロデューサーの向谷 実氏によれば、「最後は運転士の方に実際にプレイしてチェックしてもらう」ということで、今回もこのチェックがもうすぐ行われるところまで完成しているという。まさに大詰めといったところだろう。

 来場していた向谷氏は「ファンの方幾人かとお話ししたが、“すごい”とこだわりを感じてくれていてうれしい」とコメント。向谷氏は以前、「Train Simulator THE 山手線」を同会場で出展したときソフトの説明を行なっていたので、今回もしないのかと聞いてみたところ、「みなさんよくご存じで、説明するより少しでもプレイしてほしくて」ということで、試遊台を並べることになったようだ。確かに東京ゲームショウとは客層が違い、道すがらやると言うよりは、鉄道に詳しい人が集まっているため、少しでも多くの人にちょっとでもプレイしてもらった方がいいだろう。

 ちなみに東京急行のダイヤはタイトなことでも知られているが、向谷氏いわく「『Train Simulator+電車でGO! 東京急行編』にも納められているが、急行なのに、列車が前方で詰まってしまい徐行しなければならない」ところがある。こういったところに“グッ”とくる人はぜひプレイするために足を運んでみてほしい。12日も向谷氏は来場するそうで、うまくいけばあえるかもしれない

とにかく行列が絶えないタイトーブース。ブース中央ではソフトの販売を行なっているが、試遊台の行列がすごくてそこまでたどり着けない




 コナミは「デジQトレイン」のジオラマを出展。この「鉄道フェスティバル」限定販売となる「デジQトレイン EF58 61」をはじめとした鉄道関連商品の販売を行なうと共に、EF58 61はジオラマで運転させ、その存在をアピールしていた。

 トミーはプラレールを中心とした各種商品の販売を行っていた。ちなみに、プラレールの限定商品は、トミーのブースだけではなく、たとえば平成17年の開通が予定されているつくばエクスプレスのブースにおいても、限定商品としてプラレールの販売が行なわれいる。

コナミブース。限定販売となった「EF68」だが、12日は早々に完売してしまった トミーブース。11日に輪をかけての混雑ぶりとなった。すでに外からでは、中で何を売っているのか確認できないほどの人だかり


(c)音楽館
(c)TAITO CORP.1996

□音楽館のホームページ
http://www.ongakukan.co.jp/
□「Train Simulator+電車でGO! 東京急行編」のページ
http://www.ongakukan.co.jp/tokyu/

(2003年10月11日)

[Reported by 船津稔]


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