「ウルティマオンライン」、正式サービス7年目に突入
今後は個別イベントなどよりきめ細かいサービスを提供
10月8日発表
米Electronic Artsは、MMORPG「ウルティマオンライン」のサービス提供期間が、今年9月をもって丸6年に達したと発表した。同社CEOジョン・リッキティエロ氏はこれを受けて「6年という期間は助走期間に過ぎず、今後も新しい楽しみを提供していく」とコメント。ユーザーに対しては、誕生日記念ケーキや花火アイテム、属性によって色が変わるベルなどがプレゼントされる。
「ウルティマオンライン」は、北米を代表するMMORPGであると同時に、商用MMORPGとしては史上最長のサービス期間を誇るMMORPG。商業規模としては世界最大級のMMORPG「リネージュ」(韓国NC Soft)に強い影響を及ぼしたタイトルとして知られ、今なおEAのオンラインビジネスの中核を担うタイトルである。
すでに北米では、MMORPGのメインストリームは、「EverQuest」を始めとしたフル3D、フルインタラクティブのタイトルに移りつつあり、またUOのメインクリエイターとして活躍したリチャード・ギャリオット氏はすでに開発元Origin Systemsを退社しているが、日本を中心としたアジア圏ではまだま根強い人気を維持している。
現在、同作は6言語、130カ国のユーザーに対して提供されており、ゲームサーバーは28シャード(内日本向け8シャード)にも達している。同作は、国産のみならず欧米およびアジアのMMORPGがひしめく日本において、確固たる地位を確立し、完全黒字運営を達成した数少ないMMORPGのひとつといっていい。
今後の展開について同社では、プレーヤーの満足度を上げるサービスの一環として、「一定レベルまで経験を積んだキャラクタの提供」(Advanced Character)、個別イベントの提供(Magic Moments)、シャード間キャラクタ移動プログラムなどを挙げている。
□エレクトロニック・アーツのホームページ
http://www.japan.ea.com/
□「ウルティマオンライン」の公式ページ
http://www.jp.uo.com/
(2003年10月8日)
[Reported by 中村聖司]
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