サイバーフロント、Windows版「星界の戦旗」発売記念イベント開催 赤井孝美氏、江田恵一氏がトークショウ
10月4日 開催
株式会社サイバーフロント (販売) はガイナックスの開発・発売したWindows版戦術シミュレーション&アドベンチャー「星界の戦旗」の発売を記念し、秋葉原のアソビットシティ6階において、キャラクタ原案・監修の赤井孝美氏とゲーム監督の江田恵一氏を迎えてのトークイベントを開催した。
トークイベントで赤井氏は「 (ゲームは) 原作の森岡浩之先生のファンの方が読んで好きな人が買ってくれるのだろうと考えたんだけど、原作の魅力のひとつに“ふりがな”があると思う。一度アニメ化したときに葛藤があって、文字と読みが違うところがあって、原作を思う気持ちとしては読みに合わせたいんだけど、説明もないとわからない場合がある。どうするのか悩んで結局 (アニメでは) 併用することになった。でもゲームの場合は文字として表示されるので、ぜひルビをふって欲しいと思っていた」とこだわりを披露。
ルビについては、「プログラムレベルでは実現可能」ということはわかっていたと言うが、これについて江田恵一氏は「僕もやりたかったんだけど、作業量を考えるとシャレにならないと思ってあえて言わなかった」とか。しかし、「細かいところでこだわるべき所はある (赤井氏)」ということで現場が一念発起しがんばったという。しかしこのシステムを採用するとシナリオの分量が読めなくなり (ルビの分だけテキスト量が増える) 、表示長さがわからなくなるため、カウントしながら作業する必要があったという。
最後に会場から「続編について予定はあるのか?」の問いに、赤井氏は「これ1作だけ制作して、ハイおしまいではなくいい形で続けていきたい」と前向きにコメント。今後に繋げていきたい意向のようだ。イベントはサイン会、ジャンケン大会へと続き盛り上がり終了した。
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会場は秋葉原のアソビットシティ6階のOnline Game Stadium |
赤井孝美氏 (左) と江田恵一氏 (右)。興味深い話が飛びだした |
最後はジャンケン大会で、サイン入りマウスパッドが5名に配られた |
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パッケージにサインを入れる赤井孝美氏。色紙やセル画にも要望に応えてサインしていた |
江田恵一氏もサイン色紙に絵を入れていた |
体験会では自由にプレイすることができた |
□サイバーフロントのホームページ
http://www.cyberfront.co.jp/
□ガイナックスのホームページ
http://www.gainax.co.jp/
□Win版「星界の戦旗」の紹介ページ
http://www.generation-x.co.jp/soft/seikai/ (サイバーフロント)
http://www.gainax.co.jp/soft/seikai/ (ガイナックス)
(2003年10月6日)
[Reported by 船津稔]
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