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【東京ゲームショウ2003】TGS2003ブースレポート ~アルゼ編~
会場:幕張メッセ
アルゼブースでは、今冬発売予定のRPG「シャドウハーツII」を大プッシュ。ずらりと並んだ試遊台の上には、キャラクタたちが映し出されている。さらには40分ごとにイベントを開催するなど、ステージでも活発に盛り上げていた。 「シャドウハーツII」は、前作の主人公ウルを中心にしつつ、舞台をアジアからヨーロッパへ移して展開。さまざまな属性のモンスターに変身することができるフュージョンの能力をもつウルが、新たな仲間と冒険をすることになる。
その新たな仲間たちだが、今回も個性的なキャラクタがそろっている。一見おだやかな白装束の男ニコラスは、バチカンから派遣されたエクソシスト。そして彼と出会うドイツの女剣士カレンは、帝国陸軍という堅苦しい経歴がリバウンドしたのか、ウルの仲間になったとたん服装が大胆にチェンジする。その他にも、人形使いの老人ゼペットや、ロリータコンプレックスのしゃべる狼ブランカ、なぜか静岡弁のマッススマンであるヨアヒム、ちょっと危ない魔法剣士ベロニカなど、かなり強烈だ。
■ 「シャドウハーツII」体験版を配布 ブースでは、体験版をプレイ可能。これには4つのシナリオがおさめられている。 「アポイナの塔」では、カレンとニコラスによる探索。「迷いの森」では、ウル、ブランカ、ゼペットが森の化け物を倒すまでの冒険。「華の都のかたすみで」では、パリにやってきたウルたちが、地下鉄にひそむものを倒すよう頼まれる話。そして「捕らわれの仲間」では、ベロニカに捕まったカレンを救出するために、ウルたちがサント・マグリット島へと向かうことになる。この体験版は、ブースを訪れる人にも配られていた。 体験版では、特徴的なシステムであるジャッジメントリングも操作できる。バーが特定の位置に来たところでボタンを押すことでタイミングよく攻撃ができるというもので、タイミングが重要だ。しかも、バトルではリングは1周しかしないので、ボーッと見ていると失敗になってしまう。キャラクタによってもリングのパターンが異なり、ニコラスは成功しやすかったが、これは個人の操作感覚によって違いそうだ。製品版が出る前に、この体験版で練習しておくのがいいだろう。 一方のイベントステージでは、コスプレジャンケン大会や、ジャッジメントリングを使った福引きルーレット大会を開催。ルールの説明役として、制作スタッフである中本氏も姿をみせ、「現段階では80%までできあがっており、いい感じに仕上がってきているので、ぜひ期待してください」と自信を見せつつ笑顔で語ってくれた。
そのほかには、プレイステーション 2に移植された「花火百景」をはじめ、携帯で遊べる「アルゼ王国i/ez/J」と「スーパーリアル麻雀i/ez」、それにベスト版として11月6日発売予定の「シャドウハーツ」も展示されていた。「花火百景」のイベントとしては、バトスロゲーム大会が行なわれ、そちらでも熱い戦いが展開されていた。
□アルゼのホームページ http://www.aruze.com/ □東京ゲームショウのホームページ http://www.cesa.or.jp/tgs/ □関連情報 【2003年9月25日】「東京ゲームショウ2003」各社の出展ブース情報一覧 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030925/tgs2003.htm (2003年9月27日) [Reported by 富永民紀 (冒険企画局)]
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