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【東京ゲームショウ2003】
TGS2003ブースレポート ~トミー編~ |
会場:幕張メッセ
トミーは、'80年代から根強い人気を誇る「ゾイド」をモチーフにしたGC「ZOIDS VS. II」や、GC「NARUTO-ナルト-激闘忍者大戦! 2」、PS2とGC「モノポリー」などを出展。特にビジネスデーの26日には、タイトーと共同制作中のアーケードゲーム「ゾイドインフィニティ」と、そのコンシューマ版となる2004年発売予定の「ZOIDS EX(仮称)」の制作発表会が行なわれた。
会場の一部には「NARUTO-ナルト-」の原作中に登場するラーメン屋「一楽」の原寸大ジオラマが設置されている。これは、「NARUTO-ナルト-」コスプレーヤーに、ジオラマの前で撮影してもらえるよう配慮したものだという。一般公開日はアニメ版「NARUTO-ナルト-」の声優によるトークショーも行なわれる。ファンには見逃せない出展内容といえるだろう。
■ 「ゾイドインフィニティ」制作発表会
タイトーの三上氏は、「『ゾイドインフィニティ』のテーマは、ライディングの爽快感とシューティングの達成感。ゾイドのコックピットタイプの筐体ということで“乗り物に乗る”ことを追求してきたタイトーの技術が生かせる。そして、タイトーのひとつの顔といえば『インベーダー』から続いてきたシューティングゲーム作りのノウハウ。この2点を『ゾイドインフィニティ』に反映させたい」とコメントした。
映像出展された『ゾイドインフィニティ』のコクピット型筐体の外観は、まさに巨大なゾイドのフェイスパーツそのもの。コントロールパネルは、中央にカードリーダー、操作はアニメ版と同様に2本のレバーで行なうようだ。
筐体こそ出展されなかったが、発表会では「ゾイドインフィニティ」で使用されるICカードが公開された。プレーヤーは、ゾイド世界の「帝国」、「共和国」、さらにもうひとつの勢力から自軍を選び、パイロットとしてライセンス登録を行なう。ユーザーデータは「バトルギア3」などに搭載されているタイトーのアミューズメント施設用ネットワーク「NESYS」を利用して、全国の筐体と繋がる。ICカードは、本人認証のほかに、ゾイドのカスタマイズデータの記録などに利用される。
筐体側面にゾイドの顔をあしらったデザイン。ユーザーの注目を集めそうだ | これが「ゾイドインフィニティ」のライセンスカード |
■ GC「ZOIDS VS.II」
ゾイドのジオラマがディスプレイされたコーナーでは、GCタイトル「ZOIDS VS.II」の試遊台が設置されていた。「ZOIDS VS.II」では、「デスザウラー」などの大型ゾイドが操作できる。実際に大型ゾイドを操作してみたが、大型ゾイドは機動力に乏しい反面、高い防御力と火力を誇っていた。これはファンにはたまらないだろう。
また、ゾイドをカスタマイズするシーンでは、他のゾイドのパーツをセットすることも可能。実際のゾイドを組み立てたことのあるユーザーなら、誰もが改造に熱中できるはずだ。
ステージイベントでは、一般参加による「ZOIDS VS.II」トーナメントバトルが開催される。メモリーカードの持参が可能なので、参加希望者はカスタマイズしたゾイドのデータで参加してみてはいかがだろうか。
■ イージーヴァイオリン「evio」
ショー会場では、本体に内蔵された「さんぽ」、「TSUNAMI」、「少年時代」、「First Love」、「結婚行進曲」、「四季 春第1楽章」の6曲を演奏することができた。流れる音符に対し、弓を動かす大きさが把握しにくいため、多くの来場者は不協和音を奏でていたが、トミーブースのスタッフは見事な名演奏を披露していた。
□トミーのホームページ
http://www.tomy.co.jp/
□東京ゲームショウ2003のホームページ
http://tgs.cesa.or.jp/
□関連情報
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http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030926/tgs01.htm
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(2003年9月26日)
[Reported by 福田柵太郎]
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