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スクウェア・エニックス、自動車会社経営ゲーム |
料金:無料(オープンβテスト)
株式会社スクウェア・エニックスは、ブラウザとメールだけで進行するネットワーク自動車会社経営ゲーム「自動車王」のオープンβテストを9月12日から開始した。参加費は無料。有料化された場合は、30日で500円、90日で1,400円、180日で2,500円の3コースが用意される。
「自動車王」は、自動車の開発と生産を手がけながら“世界の自動車王”を目指すネットワークゲーム。ブラウザからキャラクタに指示を出し、その結果を1日2回メールで受け取る。更新は毎日決まった時間に行なわれるため、1日5分程度でもプレイできる。
特に目指すゴールが決まっているわけではなく、好きな自動車を作ったり、全車種のコンプリートを目指したり、ひたすら評価を上げたりと、プレーヤー各自が好きなように会社を経営できる。自動車メーカーは、いすゞ、スズキ、ダイハツ、トヨタ、富士重工、ホンダ、マツダ、三菱といった実在する企業が登場。実在企業は順次追加される予定。登場車種は約350~1,000種類。
自動車や部品の開発は、研究所を設置することで実行可能になる。会社の状況により、同じ車種や部品でも性能が変化。生産された自動車は販売され、売上が会社の利益になる。ゲームスタート時の生産ラインはひとつだが、最大4ラインまで拡張可能。人材の採用、育成も製品の質を大きく左右する。プレーヤー同士でグループを結成することも可能で、開発した自動車やエンジンの設計図をプレゼントしたり交換できる。
「ヤンキー魂。」など、最近は一風変わったゲームのリリースが目立つ同社だが、「自動車王」も一筋縄ではいかないゲームになるようだ。自動車愛好家や、「文藝春秋」に連載中の「ザ・ハウス・オブ・トヨタ、自動車王豊田一族の150年」を読んで胸を熱くしているタイプの人には、絶対に見逃せないMMOといえそうだ。
【スクリーンショット】 | ||
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□スクウェア・エニックスのホームページ
http://www.square-enix.co.jp/
□「自動車王」のホームページ
http://carking.jp/
(2003年9月12日)
[Reported by 北村孝和]
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