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マイクロソフト、リアル系FPS「Tom Clancy's GHOST RECON」 |
【Tom Clancy's GHOST RECON】
9月25日 発売
価格:6,800円
マイクロソフト株式会社は、9月25日発売予定のXbox版ミリタリーアクション「Tom Clancy's GHOST RECON」のメディア対抗戦を開催した。ゲストには軍事評論家の毛利元貞氏が参加。ゲーム展開を現実の戦略と照らし合わせた解説を行なった。
今回のメディア対抗戦は1チーム3人編成のチーム戦で、「最後の挑戦者モード」で復活回数3回、制限時間10分で行なわれた。参加チームはドリマガ編集部、ファミ通Xbox編集部、DengekiGAMES編集部、ARMS MAGAZINE編集部の4チーム。……言い訳がましいようだが、GAME Watch編集部としましては、5人の編集部から3人の兵士を出すことはすでにお仕事停止状態となってしまうわけで……参加を見送りました。で、取材だけ。情けない。
さて、毛利氏は「Tom Clancy's GHOST RECON」について「ゲーム的なところはある程度仕方ないが、実際と変わらない (ほどリアル)。ゲームに登場する兵器も、それぞれの特性をうまく生かして取り入れられている」とコメント。ちなみに戦うときのコツについては「基本的には、動くときは動く、動かないときは動かない。緩急を付けながら展開することが重要。移動して伏せるなど、先を見越した行動をとることが必要」と解説。ある編集部がそれぞれ単独で展開していた戦略については「戦場にルールはないので、自分たちがいいと思えばそれでいいのだが、私はやらない」とも語った。
このほかにも、延長戦となったとき「時間のない時の戦略は?」と聞かれた毛利氏は「それは火力に頼るしかないだろう。ロケットランチャーとか持っていくしかない」と答えたところ、片方のチームがロケットランチャーを持参 (もちろん毛利氏の解説は両チームには聞こえていない)。自分のチームに負傷者が出ることもいとわない大胆さで、ドカンとぶっ飛ばし、毛利氏の解説通りの決着をつけた。また、敵を早く見つけだす方法のひとつとしては「時々止まって回りを見回すことだろう。動いているとどうしても人間の視界は限定されてしまう」と解説した。
高いところにスナイパーを設置し、動かないで待ち伏せする。悪天候の時はあまり移動しない……といったセオリーをはじめとした、現実世界での作戦がゲームでも活かせるということは、それだけゲームがリアルに構築されているということだろう。ちなみに最後に行なわれた毛利氏&マイクロソフトの連合軍と優勝チームのドリマガ編集部の戦いで毛利氏は、遠くから敵を発見し1発の発砲で見事狙撃を成功させた……のだが、操作方法に慣れていないこともあり、残念ながらここでゲーム終了。引き分けという結果となった。
【GHOST RECON(ゴーストリコン)】 | ||
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(2003年9月9日)
[Reported by 船津稔]
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