【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

ソニー、デザインも丸みを帯びた
新世代AIBO「ERS-7」を発表

9月27日 受注開始

価格:185,000円

 ソニー株式会社は、エンターテインメントロボット「AIBO」の新作「ERS-7」を11月初旬 (予定) に発売する。価格は185,000円で、受注開始日は9月27日から。

 「ERS-7」では、感情表現をよりわかりやすくするとともに、認識技術の向上、デザインの一新を図っている。デザインはERS-220に続いて近未来的なデザインとなっているが、オーガニックな曲線を多用することで上品な雰囲気に仕上がっている。

 背中に大きな円を描くような形でLEDを搭載し、顔のミラーコーティングされた部分に浮かび上がるLEDとあわせて喜びや悲しみといった感場を表わす。顔面のLEDは、白/赤/青/緑の4色表現が可能で、数は28個用意されアニメーションによる表現がなされるという。背中のLEDは、タッチセンサーも搭載されており、触られていることを感知する。

 動きに関しては、従来機のモーションを見直し、胴体と脚部が一体になった構造を採用していることから、動物に近い動きを実現できたという。また、お腹が空く (バッテリー残量が少なくなる) と自動的にエナジーステーションを探索し帰る機能も搭載している。この時「ERS-7」は画像認識技術を使いエナジーステーションのステーションポールを探すということで、これまでより早く、エナジーステーションにたどり着くことができるのだという。

 これまで赤いボールがおもちゃとして付属していたがこれに加え、犬がホネをくわえて遊ぶように、AIBOがくわえて遊ぶことができるおもちゃ「AIBOne (アイボーン) 」といったおもちゃが付属。このほかにも付属の「ERS-7専用“AIBO-ware”AIBOマインド」により、生活環境やコミュニケーションを学習し自律行動し成長していく。またこのAIBOマインドは2004年春以降のバージョンアップが予定されており、継続的に機能拡張が行なわれる予定だ。

 本体サイズは180×278×278mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.6kg。約2.5時間の充電で約1.5時間動作する。

【ERS-7】
新生AIBO「ERS-7」の全体像。メカっぽいけどサイバーな雰囲気。曲線が多く使われているのもデザイン上のポイント 後ろから見たところ。顔と背中のLEDで感情を表現する


□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□「AIBO」のページ
http://www.jp.aibo.com/
□プレスリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200309/03-0904/
□製品カタログ
http://www.jp.aibo.com/products/ers7.html

(2003年9月4日)

[Reported by 船津稔]


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の無許諾での転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.