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サクセス、お料理恋愛シュミレーション |
【ビストロ・きゅーぴっと2】
8月28日 発売
価格:6,800円 (特別版:8,800円)
株式会社サクセスが8月28日にプレイステーション 2とXboxで発売するお料理恋愛シミュレーション「ビストロ・きゅーぴっと2」のファンイベントが学校法人尚美学園 専門学校東京ミュージック&メディアアーツ尚美の主催により行なわれた。暑い日にも関わらず大勢のファンが集まり大盛況となった。
「ビストロ・きゅーぴっと」は料理を通して女の子との交流を深めていく恋愛シミュレーション。2作目となる今作ではプレーヤーは、王立聖シモン料理学院2年生の主人公ディルとなり、料理店での経営実習 (卒業試験) に挑む。料理の研究や各地の探索を行ない看板メニューを増やしたりしながら、キャラクタの経営するレストランビルをもり立て、同時に各女性キャラと仲良くなっていく。
シリーズ作品だが、もちろん今回は独立した作品に仕上がっている。一方で、前作の主人公だったラトー (プレーヤーキャラ) が教師となって登場するなど、シリーズを通してプレイしているユーザーにはニヤリとさせられるところもある。
前作はWindowsとXboxで発売されたが、ユーザーからはプレイステーション 2版の登場を熱望する声が挙がった。そこで今回は、プログラムを一新。Xbox版とプレイステーション 2版も同時発売となる。ちなみにプレイステーション 2版とXbox版の違いは、Xbox版とプレイステーション 2版でそれぞれ専用のヒロインが用意されていること。このキャラクタはどちらのバージョンにも登場するが、攻略できるのはそれぞれ違っている。「タイム・モスカータ」と「マートル・ラズベリー」の二人がそのキャラクタだが、プレイステーション 2ではタイムしか攻略できないし、Xboxでは逆にマートルしか攻略することはできない。ファンは完全を期すためには、両方のバージョンを買うしかないわけだ。
イベントにはソレル・ナスターシャム役を務めた千葉紗子さんとチェリー・メープル役の野中藍さんが出席。千葉さんは「ソレルのイメージは、これまで私が演じた来たキャラクタにはないイメージ。お嬢様キャラだけど、人にも自分にも厳しいキャラで、暗くならないように演じてみた」とコメント。野中さんは「これまで『お兄ちゃん』という台詞が言いたかったんだけど、今回の役で言うことができて嬉しかった。命を込めました」と語り、「『お兄ちゃん』の呼びかけにしても、シチュエーションなどで変わってくる。(このセリフに) こだわりがあるだけに細かく演じ分けた」とエピソードを披露した。
イベントではこういったトークショウのほかにも、今回のために特別に制作されたミニドラマを公開アフレコで演じるという企画も行なわれた。ソレルとチェリーはそれぞれ千葉さんと野中さんが行ない、デイル役は観客席から募り、その他の役は尚美学園の声優学科の生徒が担当。ここで、スカーレット・クローバー役の真田アサミさんも会場に駆けつけ壇上に登場。スカーレット役を熱演した。
真田さんはすでにゲームを寝不足になるまでプレイしているということで、なかなか気に入っている様子。色々なトークや企画が行なわれ、ファンにとっては楽しいイベントだったのではないだろうか。
ソレル役を務めた千葉紗子さん。ソレル役については「これまで私が演じてきた役とは違う雰囲気」とコメント。ディレクター側としてはそれが狙いだったとか | チェリー役の野中藍さん。「お兄ちゃん」という台詞を言いたかったということで、今回はその台詞に命を込めたとか |
イベントの後半でいきなり舞台に登場したスカーレット役の真田アサミさん。公開アフレコでもスカーレットの役を熱演。公開アフレコはゲームのシナリオライターが書き起こした特別なものが用意され、会場からの参加者も募って行なわれた | |
会場ではオープニングのほか、ゲームのプレイ映像なども公開され、前作との違いなどの解説が行なわれた |
(2003年8月25日)
[Reported by 船津稔]
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