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ガンホー、「ラグナロクオンライン」ユーザーの質問に生で答える
「ラグナロクオンライン サミット」開催

8月23日 開催

ゲームマスターのrock氏とD.A氏。立食パーティではユーザーに囲まれて色々と意見交換を行なっていった
 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は23日、都内でMMORPG「ラグナロクオンライン」のユーザーの質問に生で答えるイベント「ラグナロクオンライン サミット」を開催した。今回のイベントには、500名近いユーザーから応募が殺到した中から70名が選ばれて出席。かなり厳しい意見も出されたが、その質問にスタッフも答えていった。

 イベントの冒頭、同社COOの森下氏は「ユーザーに支えられた1年だった」と振り返り、「今後、1年……2年……イヤ、10年後もユーザーに支えられ、『ラグナロクオンライン』を楽しんでもらうためにサミットを開催した」とコメントした。

 このコメントに続いて登場したのが、同社テクニカルディレクターの堀誠一氏。この手のイベントでは常に表にでて、数々の発表を行なってきた。堀氏はまず「ガンホーはスタート時に色々とミスを犯した」とまず非を認めた上で、「ネット上で色々と言われていることの中には本当の事もあるし、そうでないこともある。そういったことに生で言葉として質問に答えていきたい」と語った。

 ユーザーからの質疑応答の前に、これまでに「ラグナロクオンライン」のアカウント数などを発表。8月22日現在で有料会員のアカウント数 (有料契約しているリアルタイムな日次アカウント数) が172,203 (有料会員数は約27万) 。各サーバーのキャラクタ数も発表され、Lokiが一番多く255,961。さらに職業別分布も明らかにされている (詳しくは下のスクリーンショット参照)。なかなか興味深い数字で、これまで韓国などとは違った職業分布だとされてきたが、この所当てられたパッチによってワールドワイドで、だいたい似通った分布となってきたという。このほかにもデータ検証用のサーバー「Tanathos」をサーバーが停止したときにリザーブサーバーとして使用している旨など、各種サーバーの役割も説明された

 そして今回のメインとなるユーザーの質疑応答。これには堀氏をはじめゲームマスターのD.A氏、rock氏、日本語化プロダクトの担当者である廣瀬高志氏、同マネージャーの島山主税氏、グッズ関連を担当している中西敬子氏、イベントを担当している北村佳紀氏がそれぞれ列席。

 出てきた質問内容としては、予定外のパッチに対して説明しない点については堀氏は「追加されたNPCなどについてはすべて出していない。これは時間をかけて探して欲しいといったゲーム的な意味合いもある。さらに機能的にはかわらないが、裏のシステム的なところで、不正者への対応策としてあてられたパッチなどもある。これらに関しては明かしてしまうと不正者がパッチに対応してしまうので、明かすことはできない。そういった点を理解して欲しい」と説明。

 また、「BOTを使用している人の摘発について」といった質問に対しては、「Webヘルプデスク」を利用して欲しいと説明。これに関しては逆にBOTでなかった場合にユーザー間のトラブルに発展する可能性もある。ガンホーとしてはGMレベルで調査しているため、最後はこちらに任せて欲しい旨が説明された。BOTについては韓国ではほとんど使用されていないが、日本や他の国では多数確認されているといい、今後も毅然とした態度で不正者は取り締まっていくという。取り締まりの方法などについては「不正者にばれてしまうといけない」という観点から明らかにされなかったが、地道なデータ解析によって行なわれているという。

 このほか、「安全性に不安があるのなら時間を延長して整備した上で万全を期した上でサービスをスタートさせるべきでは」といった厳しい意見もあった。これについては「すべてのサーバーにパッチを当てなければならないが、サーバーによっては微妙な差があってパッチが当たってない場合がある。これがわかるのはサーバーを立ち上げなおしてユーザーが入ってからでしかわからない」という。ある意味システムのウィークポイントと言えなくもないが、こういった点を明らかにしていくことも必要とも言えるだろう。

 このほかにも「結婚システム」の導入や「3次職」についての質問もあったが、「今はまだ2004年の実装が正式に決定していないので明らかにできない (というよりガンホーも知らない) 」といった説明に終始した。ただし、9月末の東京ゲームショウでは「冬の更新については明らかにしたい」としている。

 以前に比べて同社も人数が増え、こういったイベントを企画することで、過去の過ちに対してなんとか対応しようとしている。今回ユーザー側から出た意見の多くはまだ「不安感がある」といった印象だった。同社は今後も同様のイベントを定期的に開催していくつもりだという。気になるユーザーは今後もこういったイベントに参加し不安をぶつけてみることで、ゲームをよりよい方向に導くきっかけになればいいだろう。

サミットの開幕時と閉幕時に挨拶を行なったガンホーのCOO、森下一喜氏。「1年経ったが、ユーザーの皆様に支えられた1年だった」とコメント 司会進行として数々の質問に答えていったテクニカルディレクターの堀誠一氏。クリティカルな質問に対して明かせない部分も多いようだった 今回明らかにされたGRAVITYのリリースから日本語までの実装の手順を図式化
会場で配付された資料からいくつかピックアップ。8月22日現在のアカウント数からサーバーごとのキャラクタ数など明らかにした左のスライドから、中央のスライドはキャラクタの職業分布図。右のスライドはユーザーからの質問に答えた冊子の中からの1枚。「マリッジシステムの実装」の可能性について答えている
今回最も長い時間を割いて行なわれたのが、ユーザーの質問にゲームマスターや日本語化プロダクトマネージャーが答えるコーナー。かなり厳しい意見も出されたが、これに対して堀氏をはじめとしたメンバーがひとつひとつ答えていった レセプションの立食パーティではユーザーがスタッフを取り囲んで、さらに突っ込んだ質問をぶつけていた
最後には「ラグナロ娘」の乾曜子さんと蔵野ありささんを迎えて写真撮影会や「クイズ! マニラグ?」というマニアックなクイズ大会が行なわれた。かなりマニアックな質問が出されていったが、これに答えることができるような熱心なユーザーが集まっていたわけで、どの問題もほぼイッパツで正解が飛び出した


(C) 2002.GungHo Online Entertainment,Inc. All Rights Reserved.

□ガンホーのホームページ
http://www.gungho.jp/
□「ラグナロクオンライン」のホームページ
http://www.ragnarokonline.jp/
□関連情報
【6月16日】「ラグナロクオンライン」の祭典「RAG-FES 3」が開催
新サーバー、ギルド戦争、新大陸、新2次職など新情報続々
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030616/ragfes3.htm
【7月25日】ガンホー、新作MMOタイトル5本を一挙公開
Gravityとの独占包括永続提携も発表
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030725/ogf1.htm

(2003年8月23日)

[Reported by 船津稔]


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