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セガ、開発スタジオを計7社に再編 |
小口新体制になって初の大きなアクションといえる今回の再編 |
株式会社セガは、7月30日の取締役会において、開発スタジオの再編を決定したと発表した。スタジオ再編の目的として、商品力の強化、今後の成長に必要なタイトルの創出、生産性の向上を挙げている。再編の方法としては、スタジオ9社を6社に再編、新規に1社を立ち上げ、中間持株会社を設置し、スタジオ分社各社をセガの子会社化する。
まず、株式会社ワウ・エンターテイメントと、株式会社オーバーワークスを合併。株式会社ワウ・ワークス(仮称)とし、家庭用ソフトの充実を図る意図があると思われる。次に、株式会社ヒットメーカーに株式会社セガ・ロッソを合併。ヒットメーカーがそのまま存続会社となり、アーケード、家庭用のタイトルを開発することになると思われる。
次に、株式会社スマイルビットは、一部を株式会社アミューズメントビジョンへと統合する。また、株式会社ユナイテッド・ゲーム・アーティストは、株式会社ソニックチームに営業譲渡し、ソニックチームが存続会社となる。株式会社SEGA-AM2もそのまま存続会社となる。
新規設立会社としては、セガ執行役員の鈴木裕氏を代表とする新会社、株式会社シネマティック オンライン ゲームス(仮称)を設立する。
この新体制は2003年10月1日からスタート。なお、関連会社として株式会社ウェーブマスターなどがあるが、今回の再編の対象には入っていないようだ。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ニュースリリース
http://sega.jp/IR/cr/pdf/20030730.pdf
□関連情報
【5月19日】セガ代表取締役に
ヒットメーカー社長の小口氏が就任
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030519/sega.htm
(2003年7月31日)
[Reported by 佐伯憲司]
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