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相変わらず“トロ”大人気「どこでもいっしょ STORE~ピクニック編~」 |
銀座プランタンで開催中の「どこでもいっしょ STORE~ピクニック編~」 |
昨年のイベントはコンビニをイメージした会場となっていたが、今年は“ピクニック編”ということで、会場の中心には「-どこでもいっしょ-私なえほん」に登場する“スキの木”があり、この木を中心にポケピ達がくつろいだり遊んだりしている。ピクニックだけに釣りをしていたり、ランチを広げていたり、段ボールを使ったそりで芝生の坂を滑っていたり……。こちらまでピクニックにきているような気分になる展示構成となっている。このほかにもこれまでの歴史が年表として掲示されていたり、普段なかなか見ることのできないプロモーション用グッズなどが展示されるなど盛りだくさんの内容だ。
そして、毎回大変な騒ぎとなるのが生トロとの記念撮影。今回も長蛇の列ができあがった。一緒に撮影できるラッキーな人はもちろんのこと、生トロのカワイイ仕草にメロメロで、カメラを構える人が周りに集まるため、周りは大変な混雑となる。今回もトロの登場で会場内の人口密度が一気にアップしていた。ごく一部のラッキーな人達以外は、会場のあちこちにいるポケピ達と一緒に記念写真を撮っていた。
会場奥には先行発売商品を始めとした数多くのグッズが並べられ、大人気。人が途切れることがないのはもちろんのこと、「気を引き締めないと、いくらでも買っちゃう」といった会話があちらこちらから聞かれるほど。
会場を歩いていて気づいたのだが、場所柄なのか、ゲームを知らない人も数多くイベントに来場していたようだ。銀座プランタンにたまたま来て、ゲームは知らないけどトロのことは知っていて、立ち寄ってみた……といった人達だ。やはり毎朝流れるテレビ番組に出演しているだけに、認知度は抜群だ。さらにスゴイのはなにげなく立ち寄った人達がグッズまで買っていくことで、それだけトロの可愛らしさが偉大ということだろう。
一方、フジテレビの開局45周年記念で開催されているイベント「お台場冒険王」の会場内の「めざましカフェ」において、「トロのえほん工房」が設置されている。これは、「-どこでもいっしょ-私なえほん」の絵本を現実に作ってしまおうという試み。今までゲームの中でしか見ることのできなかった絵本を実際に手にすることができるという、ある意味夢のような企画だ。
ソニー・コンピュータエンタテインメントによれば、ユーザーから「メモリーカードに記録されたデータを印刷して絵本を作ってくれたらいいのに……」といった要望が数多く寄せられていたのだという。ただ、技術的に難しく難航していたところ、広島の青葉印刷がこのソフトのことを知り、同社の技術であればできるのではないかとソニー・コンピュータエンタテインメントに打診があり実現したのだという。
今回の「トロのえほん工房」では、まず会場で「-どこでもいっしょ-私なえほん」をプレイすると、2時間ほどで、その人だけの絵本ができあがってくる。今回、体験した参加者は、「とにかくトロが大好きで、この絵本の企画にも参加したかったので嬉しい」とコメント。
プレイ終了から製本まで2時間程度かかることから、突然会場で参加したいと言っても参加することはできない。現在は「トロのえほん工房」への参加応募は締め切られている。ソニー・コンピュータエンタテインメントは、「今は未定だが、こういった機会があれば今後もやりたい」としている。印刷も美しく、ほんわかした淡い色合いの絵本に仕上がっている。それが自分のオリジナルであり、この世に1冊しかないのだから、ファンにとっては堪らない贈り物だろう。ぜひともまた実現させてもらいたい企画だ。
□プレイステーションのページ
http://www.playstation.jp/
□どこでもいっしょ.com(STOREイベント日程など)
http://www.dokodemoissyo.com/
□お知らせのページ
http://www.playstation.jp/scej/goods/event/store2003/
□関連情報
【6月20日】2003年も全国ツアー開催、「どこでもいっしょ STORE」今年のテーマはピクニック
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030620/dokoitu.htm
(2003年7月25日)
[Reported by 船津稔]
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