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相変わらず“トロ”大人気「どこでもいっしょ STORE~ピクニック編~」
お台場では自分だけの絵本が作れる「トロのえほん工房」

銀座プランタンで開催中の「どこでもいっしょ STORE~ピクニック編~」
【どこでもいっしょ STORE~ピクニック編~ 銀座プランタン】
開催期間:7月31日まで
会場:銀座プランタン

【トロのえほん工房】
開催期間:8月31日までの土曜日、日曜日、祝日
会場:お台場フジテレビ本社7階「めざましカフェ」
(参加当選者のみ。ただし試遊台は参加自由)


 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントを代表するキャラクタ、トロをはじめとする“ポケピ”たちのイベント「どこでもいっしょ STORE~ピクニック編~」が、銀座プランタン6階の催し物会場において開催されている。期間は7月31日まで。このあと8月9日から18日までは大阪の大丸梅田店、その他、名古屋や札幌などでも開催が計画されている。

 昨年のイベントはコンビニをイメージした会場となっていたが、今年は“ピクニック編”ということで、会場の中心には「-どこでもいっしょ-私なえほん」に登場する“スキの木”があり、この木を中心にポケピ達がくつろいだり遊んだりしている。ピクニックだけに釣りをしていたり、ランチを広げていたり、段ボールを使ったそりで芝生の坂を滑っていたり……。こちらまでピクニックにきているような気分になる展示構成となっている。このほかにもこれまでの歴史が年表として掲示されていたり、普段なかなか見ることのできないプロモーション用グッズなどが展示されるなど盛りだくさんの内容だ。

 そして、毎回大変な騒ぎとなるのが生トロとの記念撮影。今回も長蛇の列ができあがった。一緒に撮影できるラッキーな人はもちろんのこと、生トロのカワイイ仕草にメロメロで、カメラを構える人が周りに集まるため、周りは大変な混雑となる。今回もトロの登場で会場内の人口密度が一気にアップしていた。ごく一部のラッキーな人達以外は、会場のあちこちにいるポケピ達と一緒に記念写真を撮っていた。

 会場奥には先行発売商品を始めとした数多くのグッズが並べられ、大人気。人が途切れることがないのはもちろんのこと、「気を引き締めないと、いくらでも買っちゃう」といった会話があちらこちらから聞かれるほど。

 会場を歩いていて気づいたのだが、場所柄なのか、ゲームを知らない人も数多くイベントに来場していたようだ。銀座プランタンにたまたま来て、ゲームは知らないけどトロのことは知っていて、立ち寄ってみた……といった人達だ。やはり毎朝流れるテレビ番組に出演しているだけに、認知度は抜群だ。さらにスゴイのはなにげなく立ち寄った人達がグッズまで買っていくことで、それだけトロの可愛らしさが偉大ということだろう。

【どこでもいっしょ STORE~ピクニック編~】
恒例となっております生トロとの記念撮影。今回も数多くの人が記念撮影に参加するのために行列を作っていた。一度しがみつくとペッタリと張り付いて離れない子供や、2年連族抽選に外れ、今回3度目の正直で生トロと一緒に撮影できたファミリーなど熱心なファンでいっぱいだった
会場ではポケピ達があちこちで遊んでいる。ピクニックがテーマなので、釣りをしたり、段ボールを使ったそりで芝生の坂を滑っていたり……様々。その中心には「-どこでもいっしょ-私なえほん」に登場する“スキの木”があり、その周りではポケピ達がくつろいでいる。生トロと記念撮影できなかった人達は、この子達と記念撮影していた
会場の中心に設置されている“スキの木”を取り囲むように、なかなか見ることのできないプロモーション用グッズや、PS2ソフト「トロと休日」発売時に品川駅に設置された銅像などが展示されている。また、これまでの年表や「-どこでもいっしょ-私なえほん」のプロモーション用グッズなども展示されているので、ファンにとってはこれらを見ているだけで1~2時間は軽く経ってしまうのではないだろうか
そして会場の一番奥にはグッズの販売コーナーが。先行発売品から会場限定の品まで数多くのグッズが所狭しと陳列されている。「あ~、これもあれも買っちゃいそうで、ヤバイ!」といった声が会場のあちこちから聞こえてきていた (イヤ、実話です)



 一方、フジテレビの開局45周年記念で開催されているイベント「お台場冒険王」の会場内の「めざましカフェ」において、「トロのえほん工房」が設置されている。これは、「-どこでもいっしょ-私なえほん」の絵本を現実に作ってしまおうという試み。今までゲームの中でしか見ることのできなかった絵本を実際に手にすることができるという、ある意味夢のような企画だ。

 ソニー・コンピュータエンタテインメントによれば、ユーザーから「メモリーカードに記録されたデータを印刷して絵本を作ってくれたらいいのに……」といった要望が数多く寄せられていたのだという。ただ、技術的に難しく難航していたところ、広島の青葉印刷がこのソフトのことを知り、同社の技術であればできるのではないかとソニー・コンピュータエンタテインメントに打診があり実現したのだという。

 今回の「トロのえほん工房」では、まず会場で「-どこでもいっしょ-私なえほん」をプレイすると、2時間ほどで、その人だけの絵本ができあがってくる。今回、体験した参加者は、「とにかくトロが大好きで、この絵本の企画にも参加したかったので嬉しい」とコメント。

 プレイ終了から製本まで2時間程度かかることから、突然会場で参加したいと言っても参加することはできない。現在は「トロのえほん工房」への参加応募は締め切られている。ソニー・コンピュータエンタテインメントは、「今は未定だが、こういった機会があれば今後もやりたい」としている。印刷も美しく、ほんわかした淡い色合いの絵本に仕上がっている。それが自分のオリジナルであり、この世に1冊しかないのだから、ファンにとっては堪らない贈り物だろう。ぜひともまた実現させてもらいたい企画だ。

【トロのえほん工房】
「めざましカフェ」に併設のような形で設置されている「トロのえほん工房」。ポケピ達がお出迎え 参加者は取りあえずゲームをプレイ。そのストーリーに沿った絵本ができあがる。完成までは約2時間程度 完成した絵本をもって参加者もニッコリ。とにかくトロが大好きなんだとか。このイベントに参加した後は銀座プランタンに向かうという
めざましカフェの前にあるショップ「めざまし館」では「トロと旅する」グッズの販売も行なわれている。可愛らしいTシャツのほか、カスタード蒸しケーキも美味しそう。こちらはお台場の会場限定となる


(C)2003 Sony Computer Entertainment Inc.

□プレイステーションのページ
http://www.playstation.jp/
□どこでもいっしょ.com(STOREイベント日程など)
http://www.dokodemoissyo.com/
□お知らせのページ
http://www.playstation.jp/scej/goods/event/store2003/
□関連情報
【6月20日】2003年も全国ツアー開催、「どこでもいっしょ STORE」今年のテーマはピクニック
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030620/dokoitu.htm

(2003年7月25日)

[Reported by 船津稔]


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ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

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