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Sakura Cafe帝都東京櫻喫茶オープニングセレモニーで |
株式会社セガと株式会社セガ アミューズメントは、池袋にある「太正浪漫堂 池袋本店」をリニューアルするとともに「Sakura Cafe帝都東京櫻喫茶」を新設。18日から営業を開始した。開店時間となる10時からは「サクラ大戦」総合プロデューサーの広井王子氏、声優の横山智佐さん、オーバーワークスの大場規勝氏、サクラ大戦プロジェクトのチーフマネージャ中山雅弘氏 (初代店長) 、そして「太正浪漫堂」、「Sakura Cafe」の支配人を務める白船泉さんがテープカットを行なった。
広井王子氏は開幕にあたって、ファンに向けて挨拶を行ない「『サクラ大戦2』が終わったころに企画書を書いて『Sakura Cafe』をやりたいと言っていたことが、やっと実現した。ファンの人が集まってお茶でも飲みながら語り合う憩いの場になればいいなと思う。将来は毎月ショウが観られるようにしたいなと思っている」と抱負を語った。
続いて挨拶した大場氏は「広井氏と初代の中山店主で細かいところまでこだわって作った。オススメのメニューは『さくらアイス』と『マリアのボルシチ』なので、一度ご賞味いただきたい。さくらワールドはこれからも広がっていくと思う」とコメント。
ここでお祝いの電報が読み上げられたのだが、素晴らしい人からの電報が読み上げられた。それは入交昭一郎、元セガ社長である。電報では「太正浪漫堂のリニューアルおめでとうございます。サターン版サクラ大戦から早7年。皆様に支えられて、今日この日を迎えられたことを改めて実感しています。より一層の御厚情を心から祈念いたします」とコメントしている。このほかにも藤島康介氏やあかほりさとる氏、田中公平氏、松原秀典氏といった関係者からの電報も読み上げられた。
初代店長でありプロジェクトマネージャの中山氏は「お客様から色々な意見を暖かい言葉で頂いてきた。それは『サクラ大戦』の世界はこういったものであって欲しいという想いがあるからだと思う。交流の中から広げてきた店だが、今回はリニューアルということで、第一歩にすぎない。これからも広がっていきたいと思う」と挨拶。これを受けて紹介された新支配人の白船泉さんは、「もっともっとコミュニケーションを深めて、絆を深めていきたいとおもう」と決意を語った。
最後に挨拶を行なったのは真宮寺さくら役の横山智佐さん。「思春期に私はルパン三世に夢中になり、壁にポスターを貼ってグッズを集めた。その時の夢は“ルパン三世の部屋を作る”でした。それから約20年たち、その夢が少し形を変えてここに叶いました。今、私が夢中になっている『サクラ大戦』、そして真宮寺さくらなどのキャラクタに囲まれて、サクラ大戦を好きと思っている仲間とともに一時を過ごすこんな空間がある、そんな時間を持つと言うことは素敵なことだと思う」と締めくくった。
この後テープカットが行なわれ、朝から並んでいたユーザー達を迎え入れた。売り場が広くなったことで、これまで以上におおくの商品が並んでいた。今日は時間制で入場が締め切られていたため、のんびりと見る時間がないのが残念だったようだが、両手で抱えきれないグッズを買い込む人もいた。
11時から開幕した「Sakura Cafe帝都東京櫻喫茶」もオープンと同時に人で溢れかえった。メニューで一番人気は「さくらアイス」。そして「織姫ナポリタン」が好まれているようだった。今後ステージも繰り広げられる予定ということで、展開が楽しみなところだ。
(2003年7月18日)
[Reported by 船津稔]
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