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コーエー、「信長の野望 天下創世」を9月に発売 |
価格:11,800円
株式会社コーエーは、歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」のシリーズ第11弾「信長の野望 天下創世」を9月に発売する。同社では、同作を「信長の野望」シリーズ20周年記念作品と位置づけ、PCプラットフォームでは初の試みとなる3Dグラフィックによる合戦と内政を採用する。対応OSは未定で、価格は11,800円。
公式サイトで公開されている「信長の野望 天下創世」のイメージスチル |
同社では「信長の野望 天下創世」の詳しい内容については7月24日に公開するとしており、現時点ではイメージカットを数点織り交ぜた短いフラッシュムービーと、コンセプトレベルの情報しか明らかになっていない。
今回のコンセプトは「天下創造の夢」。これは全国制覇による新しい時代を創るという従来からの意味合いと、今作の大きな特徴のひとつであるフル3Dグラフィックによる、まったく新しい街造りの二重の意味が込められている。
ゲームデザインもどちらかというと合戦より内政偏重のつくりのようで、基本的なプレイスタイルは第7弾「将星録」、第8弾「烈風伝」で盛り込まれた箱庭形の内政を想像すればわかりやすい。ただし、街作りは全国マップ上で行なわれるわけではなく、自領の城下限定のフィールド内にて行なわれる。これは第9弾「嵐世記」の数段階で変化した金屏風グラフィックが、フル3Dになると考えると理解しやすいだろう。
初期状態の城下はみすぼらしく、家屋もまばらだが、内政に取り組むことにより、徐々に街が栄えてくる。内政の手応えがしっかり味わえるシステムといえる。その一方で、このシステムは、野戦とも直結している。防衛側が城内に籠もると、攻城側は城下で思う存分暴れ回り、家屋や畑を破壊されてしまう。今作では攻城戦の概念ががらりと変わりそうだ。
合戦については、野戦、攻城戦ともにフル3Dで表現される。類例としては、シリーズで初めてフル3D、フルインタラクティブによる合戦を実現したPS2版「嵐世記」があるが、これとも違うようだ。詳しい情報については7月24日に改めて紹介したい。
(C)2003 KOEI Co.,Ltd.
□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.co.jp/
□「信長の野望 天下創世」の公式ページ
http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/new/nobu_tenka/top.html
□関連情報
【2003年6月12日】PCゲームレビュー「信長の野望 蒼天録」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020627/souten.htm
(2003年7月18日)
[Reported by 中村聖司]
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