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山田風太郎の代表作をゲーム化 |
価格:6,800円
株式会社ディースリー・パブリシャーは、プレイステーション 2用シネマティック剣客活劇「魔界転生」を7月31日に発売する。価格は6,800円。
PS2「魔界転生」は、山田風太郎氏の同名小説をゲーム化したもの。ゲームならではのさまざまな演出が加えられており、4月に公開された劇場作品「魔界転生」とも異なる作品に仕上がっている。
ゲームは、三代将軍徳川家光の時代が舞台。島原の乱から十余年。野心を抱く紀州大納言徳川頼宣のもとに、島原の乱で死んだはずの天草四郎時貞が出現。四郎の秘術「魔界転生」により、魔界衆「荒木又右衛門」が現世に蘇る。頼宣は魔界衆を揃えるため、忍体となる女性を各地から集め始める。
頼宣のもとから逃げてきた、柳生の里に住む少女「お雛」。そして、主人公「柳生十兵衛」の前に現われる荒木又右衛門。十兵衛は、囚われたもうひとりの少女「おひろ」を助けるために旅に出る。
プレーヤーは、主人公「柳生十兵衛」となり、行く手を阻む魔界からの刺客や魔物たちと戦いながらストーリーを進めていく。システムは、フィールドを移動するオーソドックスなRPGスタイルを採用。武器、防具、団子や巻物などのアイテムを駆使しながら、次のエリアに進むための入口を探索する。
フィールドは、入るたびに構造がランダムで変化。出口はもとより、敵キャラクタやアイテムの場所もその都度変わるため、遊ぶたびに新鮮な気分が味わえる。エリア内はターン制で進行。敵キャラクタと遭遇した場合は、戦闘や移動といった手順を交互に進めていくことになる。
ストーリー演出やナレーションでは、ムービーやリアルタイムによるポリゴン映像で状況が解説される。荒木又右衛門、宮本武蔵をはじめ、首領たる天草四郎時貞など、そうそうたる面々が魔界衆(ボスキャラクタ)として登場する。
【スクリーンショット】 | |
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□ディースリー・パブリッシャーのホームページ
(6月23日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.d3p.co.jp/
□関連情報
【2001年11月29日】藤原紀香がヒロイン役を務める新感覚SLG PS2、「プロジェクト・ミネルヴァ」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20011129/d3p.htm
(2003年6月23日)
[Reported by 北村孝和]
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