発表会の司会は中井美穂アナウンサー。ひとつひとつの商品について解説を行なっていった

　ぴちょんくんは、頭が水滴の形をした不思議な雰囲気を持ったキャラクタ。タイトーはすでに2002年の12月からプライズ製品として投入しているが、全国規模で展開して欲しいといったユーザーの声が高く今回のリリースに繋がった。
　6～8月、11月、12月と新作を投入していく予定だが、発表会場に展示されていたのは「ぴちょんくん やわらかクッションぬいぐるみ」。6月投入予定で、フワフワとした触り心地のいい素材で作られたクッションタイプのぬいぐるみ。顔の表情が3種類用意されていて“のーまる”と“なみだ”、“おやすみ”がある。

　このほかにも7色のマスコット「ぴちょんくん ぷにぷにマスコット」、「ぴちょんくん 7色ぬいぐるみ」、「ぴちょんくん ぷにゅぷにゅぬいぐるみ」などが順にアミューズメントプライズ製品としてゲーム施設などに登場する。

　タイトーはこのほかにも携帯サイトをオープンさせる。利用は無料だが、7月と8月限定となる。ここでは、ぴちょんくんを操作しホコリの“トゲポン”を倒しながら進んでいくゲームが楽しめるほか、着メロや着ボイス、待ち受け画像などをダウンロードすることができる。

　セガトイズは、「ぷくぷくエンジェル ぴちょんくん」を6月下旬に発売する。これは水の中に入ったぴちょんくんとコミュニケーションをとるという玩具。音声センサーを搭載しており、声を掛けるたりケースを叩くと返事をするという。ケースにはふたつのボタン“うるるボタン”と“さららボタン”が用意されており、ぴちょんくんの機嫌によってタイミング良くいずれかのボタンを押すと「あっちむいてほい」などのゲームを楽しめるようにもなるという。ぴちょんくんは横にプラプラ揺れていると機嫌が悪く、縦に揺れていると機嫌がいいということで、機嫌に合わせてコミュニケーションを取ることが大事なようだ。価格は1,480円。
　このほかにも、シールといった文具や入浴剤なども発売される。

　ユージンもガチャガチャでシールなどの展開を行なうほか、セブンイレブンなどに置かれているガチャボックスでキーチェーンなどを販売していく。ダイキン工業はぴちょんくんに付いて「ライセンス商品として商売する気はなく、趣旨に賛同して協賛してくれればどんどん商品化して広まってもらえればと思う」と挨拶した。6月20日からはテレビCMも流されるので、この夏はまた一段とぴちょんくん人気に火が点くかもしれない。

タイトーのアミューズメントプライズ「やわらかクッションぬいぐるみ ぴちょんくん」。起きているのと、眠っているのと、涙を流しているのと3種類ある。会場にはクレーンゲームが設置され、ほぼ取り放題状態。来場者はガンガン取っていた		タイトーのキャラクタ・トイ事業部の金山富幸事業部長がぴちょんくんを持って挨拶
セガトイズの「ぷくぷくエンジェルぴちょんくん」。うるるボタンとさららボタンでぴちょんくんとコミュニケーションを取る	セガトイズのコミュニケーショントイマーケティング事業部の山名一重事業部長	ユージンの古屋大貴主任。コンビニエンスストアなどで見かけるガチャボックスでも展開していくという

(C) DAIKIN.H.T

□ダイキン工業のホームページ
http://www.daikin.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.daikin.co.jp/press/2003/030617/

(2003年6月17日)

[Reported by 船津稔]

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