価格：6,800円

映画「TAXi」のような派手なカーアクションが展開される。

　マイクロソフト株式会社は、8月7日にXbox用カーアクションゲーム「ミッドタウン マッドネス 3」を発売する。価格は6,800円。ドルビーデジタル5.1ch、D2、システムリンクケーブル対応。

　「ミッドタウン マッドネス 3」はこれまでPC用として作られ続けてきたシリーズで、実在の都市を舞台にカーアクションを繰り広げるゲーム。3作目にしてコンシューマプラットフォームでの勝負となった。
　今回の舞台となるのは“パリ”と“ワシントン D.C.”。舞台もフランスだし、まさに映画「TAXi」のようなカーアクションを自分の手で実現できると考えればわかりやすいだろう (映画の舞台はマルセイユであるため厳密には違うのだが)。

　用意されているモードの中でも中心となるのが「キャリアモード」だろう。ふたつの都市を舞台に、救急車の運転や、ピザの宅配といった仕事をこなしたり、ライバルと競争を繰り広げたりする。用意されているのは各都市7つずつの職業と54のミッション。このほか、ライバルとのレース (CHECKPOINT) や街のクルージング (CRUISE) 、時間を競うTIME ATTACKなどが楽しめる「シングルプレイ」、マルチプレイが用意されている。

　マルチプレイは、画面2分割モードのほか、システムリンクケーブルでXboxを接続して最大8人までプレイすることができる。さらにXbox Liveにも対応。用意されているモードは、2人で対戦できる“CRUISE”と“CHECKPOINT”、車による鬼ごっこ“Tag”、ハンターから逃げ切ることを目的とした一種の鬼ごっこ“Hunter” (獲物は捕まるとハンターになる。最後にハンターでなければ勝ち)、指定時間内に街中に置かれた現金をより多く集め指定場所に運ぶ“Capture the Gold”、ステージに現われるウサギを持ち、より長い時間逃げ切ることを目的とした“Stayaway”など6つ。

　正直な話、Xbox Liveで遊べるタイトル数が絶対的に不足している現在、わかりやすく、手軽に遊べる「ミッドタウン マッドネス 3」がXbox Liveに対応しているのは重要だろう。美しい街並みの中を派手なカーチェイスで切り抜けるのも楽しいが、Xbox Liveに接続し、みんなで遊んでみてはどうだろうか。

【スクリーンショット】
これほど車が飛ぶゲームも珍しいかも (笑) 。かなり派手なカーアクションが繰り広げられる。なにせ、用意されているジャンル名が“爆走アクションレーシング”というところからもわかるだろう。ちなみに制作は「RalliSport Challenge」などを作り上げたスウェーデンのDigital Illusions C.E.

(C) 2003 Microsoft Corporation. All rights reserved.

□マイクロソフトのホームページ
http://www.xbox.com/jp/
□ニュースリリース
http://www.xbox.com/jp/press/release/20030605.htm
□「ミッドタウン マッドネス 3」のページ
http://www.xbox.com/jp/games/midtown3/

(2003年6月5日)

[Reported by 船津稔]

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