価格：6,800円

ゆかいなキャラクタがたくさん登場。木原氏のファンにはたまらないゲームといえる

　株式会社バンダイは、ニンテンドーゲームキューブ用ソフト「ケロケロキングDX（デラックス）」を7月11日に発売する。価格は6,800円。4人までの同時プレイに対応している。

　GC「ケロケロキングDX」は、「ケロフ」と呼ばれる架空のスポーツをモチーフにしたアクションゲーム。「ケロフ」とは、台（カタパルト）に乗ったカエルを、てこの原理を利用してハンマーで飛ばしゴールに入れる（カエルイン）というもの。

　ゴルフに似ているが、コース上にさまざまなギミックが用意されていること、カエルがきまぐれに動く、そもそもハンマーを使う時点で全然違うなど、多くの部分でゴルフとは異なる。

　カエルは、ハエが飛んでいれば食べたくなり、池があれば泳ぎたくなる。コース上には、カエルを食べてしまうヘビ、くもの巣、マンモス、雪男、UFOなどが存在。こうしたギミックを上手く利用してボーナススコアを稼ぎ、カエルインしたときのボーナススコアと合計する。「ケロフ」で競われるのは、打数ではなく“スコア”のため、合計スコアが大きいほうが勝ちとなる。

　コースをまわったり、購入することで入手できる「アイテム」は、カエルに取り付けられる。アイテムをつけると、カエルの跳躍距離が伸びたり、弱点が克服できたりと、さまざまなメリットがある。また、ゲーム中に色々な条件をクリアしていくと、各キャラクタのフィギュア「ボトルキャップ」が手に入る。入手したボトルキャップは「ギャラリーモード」で閲覧可能。このように、アイテムやボトルキャップを集めるといったコレクション要素も楽しめる。

　本作は、TV番組「ポンキッキーズ」の「コニーちゃん」や、フジテレビのキャンペーンキャラクタ「ウクレレマン」などを制作したデジタルクリエイターの木原庸佐氏が、キャラクタ、世界観、ゲームルールなどを手がけている。

　テレビ東京系列など6局では、6月16日より月曜～金曜の朝6時45分からショートアニメ「ケロケロキングDXプラス」が放映されるほか、バンダイからはゲーム中に登場するボトルキャップを模したガチャポン「ケロケロキングDX ケロコレ」が8月上旬から発売される。ゲーム以外でもさまざまな展開が予定されている本作は、ファンならずとも要注目のタイトルといえるだろう。

【スクリーンショット】

(C)2000,2003 kero / MEDIA FACTORY (C)BANDAI 2003

□バンダイのホームページ
http://www.bandaigames.channel.or.jp/
□「ケロケロキングDX」オフィシャルサイト
http://www.kerokin.jp/
□関連情報
【2001年4月4日】J-PHONEの携帯「J-T05」でケロケロキングのチューチューと遊べるゲームをダウンロード
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20010404/kerokero.htm

(2003年6月3日)

[Reported by 北村孝和]

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